🐖🐇side ページ26
初めて見た時は男なのに“美人”だと思った。
顔だけ見て勝手に大人しくて静かなヤツだと
俺はそんなイメージだったけど
実際のAはウルサイし
大人しくなんかない。
ふざけるのが大好きで
目立ちたがり。
だけど人一倍努力をして
最後まで諦めない、泥臭いところがある。
俺はAのそういうとこが好きだ。
悔しい、辛い、しんどい。
そんな負の感情を餌にしてもっと強くなる
精神力とポジティブなマインド。
チャニヒョンはそんなAを心配してるけど
俺はあんまり心配してない…というか
本人が本当にダメになって
頼ってきたら助けてやればいい。
たとえば、
CB「腕が痛いんだけど」
「じゃあ反対の腕にする」
CB「はぁ。いつまでやらなきゃいけないんだ？」
「俺が満足するまで」
こんな風に。
Aは最近ずっと忙しかった。
チームの仕事はなにもカムバック中の舞台だけじゃない。
ステイの目に見えない所でする仕事は
たくさんあるのに
Aはそれにプラスして、またドラマの撮影をしてた。
それで数日顔を合わせてなかったんだけど
今日、偶然Aとリビングで会ったんだ。
疲れた顔をしたAに
CB「おう。お疲れ」
何気なく声をかけて、頭を撫でたら運の尽き。
「撫でるのやめないでよ」
CB「撫で欲しいのか？」
「うん。もっと撫でて」
この会話から何分経過したんだ？
自分から触って欲しいとは言わないタイプだから
珍しくて嬉しくなって受け入れたけど
限度というものがあるだろ。
CB「腕が限界だ！
もういいだろ！？」
「じゃあ最後にハグして」
CB「えぇ？
仕方ないな、ほら…」
Aはドラマ撮影での話はしないけど
何かあったのかもしれないし
単純に疲れてんのかもしれない。
抱きしめたAは
なんだか精神的なバランスをとろうとして
グラグラ揺れる天秤みたいだった。
「へへっ
チャンビニヒョンありがと」
頑張るなとは言わない。
ドラマだってAがやりたくて受けた仕事だ。
チームの仕事も手を抜くわけでもない。
だけど疲れるのは当たり前だろ。
人一倍ハードスケジュールなんだから。
だから俺はこうしてAが頼ってきた時に
いつでも甘えさせてやれる存在として
ただ、側にいればいいと思う。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 608人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「StrayKids」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぽん(プロフ) - yuyuさん» へへ(#^.^#)照 コメリクありがとうございました！！ (8月24日 5時) (
レス) @page37 id: 029c3dcc20 (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - 最新話最高です!!主人公くんを取り合うメンバー可愛すぎです🫣♡ (8月23日 21時) (レス) @page37 id: 8b3df8aa3c (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - yuyuさん» yuyuさんありがとうございます！リクエスト助かりますㅎㅎ (8月22日 6時) (レス) id: 029c3dcc20 (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - こちらの作品大好きです〜！良ければステイblogのようなファン目線での彼らの様子ももっと見たいです🫶🏼 (8月21日 18時) (レス) id: 8b3df8aa3c (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - sakkuri3399さん» 入野氏は主人公君に甘々なのです(^.^)ﾆﾀｧ… (7月23日 6時) (レス) @page13 id: 2e38f7fa0e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽん
| 作成日時：2023年7月14日 20時
