일상

×BC🐺side ページ30

地元を満喫して帰ってくると

Aがずいぶん痩せコケてた。




「チャニヒョンおかえりー」




声に力がなくて

ついさっきまで寝てたって感じ。



休みの日にも予定を入れるのが好きなのに

ずっと宿舎に居たようなパジャマと寝癖。


珍しいな。





BC「Aちゃんとご飯食べてた？」



「んー…食べましたよ」



BC「本当に？」






ちゃんと正直に言え、って顔をしたら


Aは気まずそうに目線をずらす。




ほら、あやしい。

だって痩せ方が変だもん。






「実は、、体調あんまり良くなくて」




BC「えぇ！？
熱は？病院は行った？」




「スケジュールが終わって気が抜けたんですよ。
熱もなかったしダルいだけで」




BC「宿舎に独りぼっちだったのに…
辛かったでしょう」






頭をなでたら恥ずかしそうな表情。



あんまり甘やかされる事に慣れてないんだよね。







「別に大丈夫ですよ。治ってきたし」







強がるAを見て危ないと思った。




Aは精神的に強くて


年下だけど何でもできちゃうから


つい、そこに頼ってしまうんだけど


本当はAは弱さを上手く隠してるだけ。





自ら“大丈夫”って言う事で自分自身を


ある意味マインドコントロールしてるのかもしれない。






BC「連絡くれればよかったのに」




「連絡したじゃないですか」




BC「あれは俺のジュース飲んだってだけだろ！
そうじゃなくて体調悪いならそう言いなさいって事だよ」




「オーストラリアに居るのに
ヒョンに連絡しても意味ないでしょ」





BC「なん、」





「チャニヒョンが家族と楽しんでる時に
余計な事考えて欲しくない」






最初の言葉にカチンときて

言い返してやりたかったのに。



何でそんな事言うんだ、この子は。







BC「そんな事考えないでよ。
Aも家族じゃんか」



「え、泣かせようとしてます？」






病み上がりだから涙腺もろいっす、なんて


笑いながら涙目のAを抱きしめてやる。



力を入れたら壊れちゃいそうだから

優しく、優しく。







BC「今度からはちゃんと言ってね。
約束」



「ほーい」



BC「本当にわかってるの？ㅎㅎ」







真面目な雰囲気だと泣いちゃうから

きっとふざけたんだろう。



Aのこと、もっと面倒みなくちゃって反省。


だってAは人前で上手く泣けないんだって

今、気づいちゃったから。

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