×LK🐰side ページ25
思えばAの泣いた姿は見たことない。
だからドキッとしたんだ。
コンビニ帰りに休憩しようと思って
下の宿舎に寄るのは、たまにやる事。
リビングのソファに座ろうとしたら
先にソファに座ってたAが
大粒の涙をポロポロ流してた。
だからすごく動揺した。
LK「っ！！」
「ぁ…ヒョン、」
驚きすぎて一瞬身体が固まってしまう。
目の周りが赤くなってるAは綺麗で
いつも何があっても堂々としてるタイプだし
あまりに繊細に見えて
普段とのギャップに戸惑ってる。
「見られてしまったㅎㅎ」
恥ずかしそうに笑うのも
今にも壊れてしまいそう。
だって声が震えてる。
LK「食べる？」
かける言葉が見つからないまま
思わずコンビニで今さっき買ったアイスを出して
自分の戸惑いを誤魔化す。
「ありがとうございます」
LK「隣に座ってもいい？」
「ん、どうぞ」
1人にしたくなくて
でも言葉は上手く見つからない。
黙って並んでアイスを食べるだけの時間。
LK「何かあった？」
「あー、、はは、」
聞かないわけにはいかない。
だって泣いてるの見ちゃったから。
少し自虐的に笑うAは
スマホの画面を見せてきた。
「笑わないでくださいね…？
これ見て泣いてました」
LK「？？
ニャンコママ初めての子育て……
なんだよもぉぉぉぉ！！！！」
「だって感動したんですもん！」
LK「心配して損したっ
アイス返せ！」
「ぐぇぇっ」
Aの首を絞めるフリをしたら
また笑いだす、いつものA。
良かった、って安心してる自分がいる。
Aの泣き顔は他のメンバーも見たことないだろうし
なんか得した気分。
だけどAが辛くて泣くのは嫌だな。
泣き顔を見てこんなに一瞬で心が乱れるなんて
自分でも知らなかったよ。
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ぽん(プロフ) - かいりさん» コメント嬉しいです👏続編書きたいですがネタをためてからになるかと…笑読んでくださってありがとうございます！ (2023年3月28日 21時) (
レス) id: 029c3dcc20 (このIDを非表示/違反報告)
かいり - 初コメ失礼します！毎回楽しく小説読ませて頂きました😊終わっちゃったの悲しいですが続編もあればとても嬉しいです🥺 (2023年3月28日 21時) (レス) id: 71bfb9a68d (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - sakkuri3399さん» 新しい話を書くか、続編にするか迷ってますが次もスキズで書くと思います✌️また読んでください♡ (2023年3月27日 21時) (レス) id: 029c3dcc20 (このIDを非表示/違反報告)
sakkuri3399(プロフ) - え？終わっちゃったの？😭😭またどっかで会えるって信じてます！出会えて幸せな小説でした！ありがとうございました！😭😭 (2023年3月27日 21時) (レス) @page50 id: e4cf33c457 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - sakkuri3399さん» 気がついたらページ少なくなってましたありがたいッ (2023年3月25日 15時) (レス) id: 029c3dcc20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽん
| 作成日時：2023年2月1日 21時
