일상

×IN🦊side ページ12

Aヒョンと俺の誕生日は


たった2ヶ月ちょっとの差なのに


俺とAヒョンは全然違う。





Aヒョンは一人暮らしの経験があるから


料理できるし、整理整頓も得意。



なんでそんな事知ってるの？ってくらい

何かあればすぐ解決してくれる。



この前もキッチンを焦がしたら綺麗にしてくれた。




俺達と違ってゲームに興味がなくて


服に興味があるのは共通点だけど


Aヒョンは古着とかビンテージが好きだから


ファッションスタイルも1人だけ違う。




つまりは他のヒョンとは全然違うってこと。






HJ「いえなぁぁ〜」



IN「あー！髪に触らないで！」



HJ「ヒョンのこと好きになるな」



IN「なってないし！」






他のヒョンはこんなに触ってくるのに


Aヒョンは用事がないと話しかけてもこない。





スキンシップ苦手とか言っておきながら


Aヒョンに触って欲しいって思うのは


自分で考えても矛盾してる。



わかってるけど、でも、

そう思うんだ。





それにAヒョンの隣って何気に争奪戦だから


気づいたらもう誰かに取られてるんだよね。







IN「Aヒョン助けてぇ〜！
ヒョンジニヒョンがいじめる」




「ヒョンジン……？
そんなヤツいたっけ？」




HJ「あ゛ッッ！！
ごめんなさいごめんなさい！！」




「俺には見えないよイエナ」







勢いよくヒョンジニヒョンの膝の上に座って


バウンドしてるAヒョンは面白いし


リノヒョンにこういう所は似てるかもって思う。







HJ「お前…！
尻に肉ないから骨が痛いんだよ…っ」




「あれ？椅子じゃなかったんだ？」




IN「ははは！」






Aヒョンのこと大好きになったのは

いつからなんだろう。



とにかく。



俺の中でAヒョンって

ちょっとだけ特別な存在なんだよ。

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