23頭 ページ23
何も知らないジョンハンは
いつもみたいに俺に話しかけてきて
女の子達だけじゃなく
他の生徒も嫉妬の眼差しで俺を見てた。
『きゃっ！ごめん〜
Aのカバンひっくり返しちゃった！』
『え…待って、これ…』
『まじ？
これAが撮影したってこと？』
「え？」
女の子達が声を上げて
俺が知らないカメラが何故かカバンから出てて
バラバラとジョンハンの写真が散らばる。
『これって隠し撮りってこと？
悪趣味なんですけど…』
『最近ジョンハンと仲良くしてると思ったら…』
「違う、俺のじゃない！
こんなカメラ知らない！」
『はぁ？
じゃあ何でアンタのカバンから出てくるの』
「それは…」
ジョンハンも状況を飲み込めてないみたいで
ただ、このカメラは俺のではないし
俺が撮影した写真じゃなくても
俺は確かにファンクラブでお金を払って
ジョンハンの写真を買っていた事は事実。
だから何も言葉が出てこなくて
ただただ申し訳ない気持ちになった。
jh「Aのカメラなの？」
「違う！
本当に知らないカメラ」
jh「違うって言ってるけど？」
『でも、Aが持ってたじゃない！
ジョンハンは騙されてるのよ』
『そうよ！
ジョンハンから離れて！』
『この写真売って金にしてたんでしょ？
だからジョンハンに近づいたんだ』
『うわ、最低すぎ』
「ちが…っ！」
騙す？
ジョンハンを？
確かに騙していたのかもしれない。
隠れて見てました、なんて言えなくて
夏休みの誘いを断る事だってできたのに
断らなかったのは下心と呼んでもいい。
「っ、
ジョンハンごめん」
jh「あ…、待って！どこ行くんだよ！」
クラスの中心で
全員に「最低なモノを見る目」を向けられて
平気で立っていられるほど
俺は強くないです。
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ぽん(プロフ) - しゅがあさん» ありがとうございます…！次もまた読んでいただけると嬉しいです😌 (2023年1月29日 7時) (
レス) id: 029c3dcc20 (このIDを非表示/違反報告)
しゅがあ(プロフ) - コメント失礼します🥰完結おめでとうございます。題名から大好きで、毎日毎日男主くんのオタク度に共感(?)し、ジョ ンハンのビジュを想像し、楽しい日々でした🥲次があるならば、skz楽しみにしてます。笑 お疲れ様でした🙂 (2023年1月29日 1時) (レス) @page28 id: fed5a211ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽん
| 作成日時：2022年12月22日 15時
