僕等のシェアハウス (ページ4)

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HN

BC「というわけで、あの角部屋に誰か入れようと思う」

狂ってんのかと思った。

あの角部屋は夏は暑いし冬は寒い。

オマケにあの角部屋は壁に大きな穴があいてて

俺やリクスが要らない物を押し込めてある。

FL「でも…住みたい人いるかな？」

BC「だから皆んなにアイデアを出して欲しい」

IN「それならネット掲示板に書き込んでみる？」

　

HJ「お！それいいじゃん！」

SM「どんな人か分からないよ。
怖くない？」

LK「変な奴なら追い出せばいい。
俺達8人もいるんだから」

BC「うん。じゃあそうしよう！」

他に良いアイデアもないしね、なんて

深く考えずに俺達はネット掲示板に

「入居者募集」の書き込みをする事にした。

学校の帰りにイエニがネカフェに行って

書き込みをした次の日。

IN「ヒョン達！！
入居したい人がいたよ！」

CB「はやくね？もう連絡きたのか？」

HJ「どんな人？」

IN「専門学生なんだって。
バイトもしてるから、お金は心配ないみたい」

FL「家がボロいのは知ってるの？」

IN「うん。寝れれば良いってさ」

BC「良かった！
それで、いつ来るの？」

IN「明日！」

HN「あしたぁぁあ！？」

FL「やばいジソン！
俺達片付けなきゃ！！」

SM「だから言っただろ。
あの角部屋を物置にするなって」

BC「部屋が綺麗だと思ったら。
あの部屋に移動してたのか！」

FL「ごめんチャニヒョン！」

HN「リクス行くぞ！」

慌てて2階の角部屋の扉を開けると

ホコリや荷物でひどい有様。

こんな部屋に住めるのか？

そもそも。

この家は見るからにボロいのに

住みたいだなんて何処の誰だ？

なんて呆れた顔をしてみたけど

自分だってここに住んでいるじゃないか。

って心の中で1人ノリツッコミをしてた。