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「っ、たぁ、ままぁ、あたまうったんだけどぉ、…」

「…ままじゃないってば、…」

「ぅう、いたいぃ、…」




案の定、君は私だと分かっていなくて、

少しだけ、

否、本当はかなり悲しくなったけど、

助けて、と顔を埋めたままゆっくりと

こちらに伸びてきた君の手を握る私は、

きっと一生君を嫌いにはなれないし、

嫌う勇気すら微塵も生まれないと思う。





「ん、しょーた、痛かったねぇ」

「…ん、」

「だいじょーぶだいじょーぶ」




ほとんど開いていない目だけを

布団から出した君に

ぼーっと見つめられながら

また君の頭を撫でる。




そしたら君は

嬉しそうにふふっと笑って、

また夢の中へ溶けていった。





「…しょーた、すきだよ、」




私は今日も

懲りずに幼馴染の君が好きで、

その好きだという感情と

幼馴染という関係、

つまりは、近すぎる距離に

何度も苦しめられている。






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作者名:あやめ | 作成日時:2020年11月24日 22時

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