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「あの、A、?…その、…ごめん」

「…惨めになるからごめんはやめて。振るならちゃんと振って。中途半端なの、やだ。亮平もそうでしょ、…」

「あの、さ。俺の頭が正常に働いてる、って言い切れないから、かすってもないかもしれないけど、」



俺の勘違いとか、間違いじゃなかったら、俺の彼女になってくれるってこと?




もし、これが間違いだと、

大きなバツを付けられるなら、

俺は彼女のそばには居られなくなるし、

当然、彼女も離れていくだろう、

と、ゆっくりと動き出した頭が、

そこら中に散った

細かすぎるパーツを組み合わせ、

ひとつの画を作り出す中で思考が巡る。




彼女がある一人の男に、

見たことがないくらいの笑顔を見せている画、

それが現実であればいいな、

と小さく息を吸う。






「そうだって、さっきから言ってるってばぁ…!」




いつだって貫いてきた、

論理的思考という名の太くて錆びた鎖が、

カシャンと音を立てて壊れて、

厳重に閉じられていた箱が蓋を開いた瞬間、

俺は彼女の

悩ましいほどに魅惑的な唇を塞いでいた。





彼女に対して、

論理的思考を再構するのは

かなり難しいようだ。






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作者名:あやめ | 作成日時:2020年11月24日 22時

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