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「落ち着けって、亮平のそういうところは嫌いなの、私。いっつもはいはい、そうだね、うんうん、って。私の話、ちゃんと聞いてくれないのもやだ。一を聞いたら百以上で返してくれるけど、その百の中に、亮平が読んだ私の気持ち、入ってないんだもん」


この間の誕生日プレゼントの話のときもそう。


旅行に行きたいって言ったら

誰か誘って行ってきたらって。


なんで亮平に話してるのか、

分かってないでしょう。

もう、やだ。





今日はもう帰る、

と数分前まで

にこにこ笑っていた彼女は

鞄を持って立ち上がった。




彼女の言葉に散りばめられた

彼女の比喩表現を全て拾おう

と一生懸命だった俺は、

今度はその理解に追われていて、

彼女を引き留める、

なんて考える余裕すら

持ち合わせていなかった。






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作者名:あやめ | 作成日時:2020年11月24日 22時

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