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だから、そのせいにして

彼やこの流れに身を任せたとしても、

怒られはしないだろう。




彼もわたしも、互いに

それを望んでいるわけだし、

きっと誰だって許してくれる。






「辰哉、ごめんね」

「ねえそのごめんはさ、おれが都合良く解釈しちゃってもいいわけね?」

「…う、ん」



んは、うんしか言わねぇじゃん、

と笑う目にはもう涙は光っていなくて、

代わりに夢にまで見た

甘くて蕩けたような優しさがそこにあった。






「んねぇ、抱いていい?」

「っ、…そんなストレートに言わないでよ…」

「んは、照れてんだぁ、やっぱかあいいねぇ」




そばに居なかった時間は

夢であってほしいのだけど、

夢でも現実でも会えなかった

なんていうのは嘘になってしまうから、

もう忘れてしまおうか。





火照ってしまうような熱も、

擽ったいほどの温もりも、

すぐそこにあって

わたしを溶かしてしまっている、

という現実しかわたしにはないのだから。






「辰哉、あのね、わたし、ずっと忘れられなかったの」






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作者名:あやめ | 作成日時:2020年11月24日 22時

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