頼りかた【2】 (ページ40)

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桜「...」

西畑「なんも思わんくていい」

西畑「正直に言って？」

なかなか言わない

Aなら「やりたい」って言うと思ってたから

西畑「どうしたん」

頭をひとなですると

桜「半々やねん...」

もう一言喋るだけで泣きそうなA

桜「もちろんやりたいし、また皆と活動するつもりで
頑張っとったんやけどさ」

桜「7人でなにわ男子で安定もしてるやんか？」

西畑「それはちゃう」

西畑「俺たちは8人のつもりでやってきてるんやで」

桜「ごめん...」

Aがおらん間にもファンというものは増えてくれてる

もので、もちろんAに会ったことない子もいるし

7人のなにわ男子しか知らん子もいる

「7人で十分(じゅうぶん)」

「え、もう桜Aの場所ないんじゃない？」

「これで戻ってこられても受け入れ難い」

こんな言葉もざらにある

それをAが知ってるんかは分からんけど

多分知ってるんやろうな

西畑「なぁA」

西畑「皆で一緒に住まへん？」