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「近況ね、めちゃくちゃ最新のやつ俺持って来たから」
そんな声が静かな部屋に響き渡る。
1日だけ北斗くんの家にお邪魔した後、御礼だけ手紙で残して私は自宅に戻った。
まだ万全ではないが、熱も下がり通常の生活が送れるまでにはなり、溜めていた洗濯物を片す。
メンバーが出ているラジオやテレビは見るようにしている。
円滑に仕事が出来るよう、情報収集の一環として。
今日は北斗くんの日だ。
樹「半年前とかじゃねえの？」
「ちげーよ！1週間もさ、経ってないぐらいの出来事なんだけどさ。俺さ、普段家に人あげないじゃん」
樹「あーまあ、そうだね、俺もないもんね」
「そそ、多分メンバー俺の家とか知らねえじゃん。そんなさ、俺がさ、こないだメンバーを家にあげたわけ」
ドキリとした。
まさか、自意識過剰が過ぎるんじゃない。
わざわざ北斗くんや他のメンバーは私が居ない所で私の話をしない。
他のメンバーの事だろうと心を落ち着かせた。
樹「え、誰？そんな奴居る？」
「Aなんだけどさ」
樹「え？は？A？何で？」
「体調崩してた時あったじゃん？其の時に偶々俺が見つけて〜……」
頭が真っ白になった。
Twitterを見れば、物凄い量のアンチコメントでいっぱいになっていて、携帯を投げる。
如何して。
今迄私の話なんて、しなかったじゃん。
北斗くんも、そっち側？
私が馬鹿みたいだ。
彼の体温に安心したりとか、彼の優しさに甘えようとした、私が馬鹿みたいだ。
如何して、私がこんなに惨めな思いをしないといけないの？
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ほ - 大事な試験があったのでTwitterログアウトしてたんですけどにその間燐さんがいなくなっててとても寂しいです(T_T)燐さんがいないTLは物足りない…今でも燐さんのお話が1番大好きです(T_T) (2020年12月29日 1時) (
レス) id: 0eb4c93d38 (このIDを非表示/違反報告)
らん - とても楽しく読ませて頂いてます！Twitterの方なのですが、教えていただくことは可能でしょうか、？この作品もとっても面白かったです！ (2020年12月11日 20時) (レス) id: 9d7b3667bf (このIDを非表示/違反報告)
燐(プロフ) - 瑠夏さん» 嬉しいコメントありがとうございます…！終始暗いお話でしたが、楽しんでいただけて嬉しいです！ (2020年12月7日 17時) (レス) id: 6bdcff6902 (このIDを非表示/違反報告)
瑠夏 - それはまるで蛇のようで、とても興味深い作品でした。とても面白かったです。 (2020年12月7日 15時) (レス) id: 159c0c1844 (このIDを非表示/違反報告)
瑠夏 - どのような結末になるのか考えています…！これからも燐さんのことを応援しています！ (2020年12月4日 14時) (レス) id: a1493b1ce1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kayu x他1人 | 作成日時：2020年12月3日 10時
