占いツクール
検索窓
今日:110 hit、昨日:305 hit、合計:173,955 hit

04 ページ4





体がだるい。
なんとなく寒気も感じるし、頭がぼーっとする。


…最近あまり食べれなかったから。
其れが一番の原因な気がする。

この間撮影した、新曲のMVも何故か私だけびしょ濡れになって、でもタオルは準備して貰えなかった。
結局、髪の毛が濡れたまま帰る羽目になってしまったし、夜も遅かったから多少冷えたのもある。



『ゴホ…ッ、…ンンンッ、』



咳なんてしてたら今のご時世何て言われるか分からない。
けれど、休んでも言われるんだろう。

自己管理がなっていないだとか、迷惑かけるなだとか。

私だって迷惑かけたくてかけている訳じゃない。
辞めたいのに辞めさせてもらえない事務所が悪い。


結局家にあった風邪薬を空きっ腹に白湯で流し込み、其の儘鞄に入れて家を出た。









慎「俺が送った動画見た!?」

樹「お前の始まりのYouTuberみたいなやつだろ?見てねえ」

慎「見てんじゃん!」

優「無駄に編集うまいのなんなの?」

ジ「慎太郎まじ最高だよ!HAHAHA!!」

「あれそろそろ辞めれる?」



煩い。
声が頭に響いてかち割れそうだ。

無論、私に座る場所なんてものは無くて、頭痛や体のだるさと戦いながら楽屋の隅に荷物を寄せてしゃがみ込む。
私なんて存在していないかのように、楽屋は相も変わらず騒がしい。


撮影が始まるまで後残り10分。
もう少しの辛抱だと目を瞑った。



ジ「なんか向こう暗くない?」

大「ジメッとしてるよね、まあ、輪を乱すのが特技だから仕方ないんじゃない?」

樹「ハハッ、確かにな!」



仕事のやり取りとして、メンバーとは連絡先は交換し合っているが仕事のやり取りすらした事が無い。
グループチャットにマネージャーから連絡が来るくらい。

どうやら彼等の会話からすると、私が知らないグループが存在していて活発に動いてるらしい。


除け者の私にはどうでもいい事だけど。



「そろそろ準備お願いしまーす」



スタッフさんから声が掛かり、重い体を必死に支えてメンバー達から5歩ほど後ろを歩く。
意識が朦朧としてくる。

こんな時も私には心配してくれる人なんて、居ない。




05→←03



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (323 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
813人がお気に入り
設定キーワード:SixTONES , 松村北斗 , 紅一点
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- 大事な試験があったのでTwitterログアウトしてたんですけどにその間燐さんがいなくなっててとても寂しいです(T_T)燐さんがいないTLは物足りない…今でも燐さんのお話が1番大好きです(T_T) (12月29日 1時) (レス) id: 0eb4c93d38 (このIDを非表示/違反報告)
らん - とても楽しく読ませて頂いてます!Twitterの方なのですが、教えていただくことは可能でしょうか、?この作品もとっても面白かったです! (12月11日 20時) (レス) id: 9d7b3667bf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 瑠夏さん» 嬉しいコメントありがとうございます…!終始暗いお話でしたが、楽しんでいただけて嬉しいです! (12月7日 17時) (レス) id: 6bdcff6902 (このIDを非表示/違反報告)
瑠夏 - それはまるで蛇のようで、とても興味深い作品でした。とても面白かったです。 (12月7日 15時) (レス) id: 159c0c1844 (このIDを非表示/違反報告)
瑠夏 - どのような結末になるのか考えています…!これからも燐さんのことを応援しています! (12月4日 14時) (レス) id: a1493b1ce1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Kayu x他1人 | 作成日時:2020年12月3日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。