☆終 ページ4
・
《raul》
早く治したい。迷惑かけたくない。って思うほど、失敗が増える。
最後にトイレでしたのいつだっけ、？
もう、やだ。
ソファで体育座りして、膝を抱えてると頭に手が乗る。
見上げると岩本くん。
岩「食べる？」
ラ「ん、いただきます、」
チョコをもらった。
あま、
向「らうる、いま手空いとる？」
ラ「うん」
向「撮って欲しいもんあんねんけど、俺じゃ無理やねん」
ラ「うん」
取ってあげる。
向「ありがとう。あ、オムツ替えよか？」
ラ「え？あ、」
いつの間に、？
向「ん？気づかんかったん？」
ラ「ｺｸﾝｯ...」
向「まぁ、そんなときもあるよな。先部屋行っとって」
康二くんはテキパキと交換してくれて、そのまま抱きしめてくれた。
向「大丈夫やで？焦らんくてもええの。みんなラウールのことが大好きやからそばに居んねん。やから、ゆっくり治そうな？ゆっくりでええから」
ラ「こぉじくんｯ...」
向「ん、大丈夫大丈夫。」
俺が泣いても康二くんはずっとそばにいてくれて、
ほかの7人も俺の事気にかけてくれて、取り替えてくれたり、慰めてくれたり、気紛らわせるために一緒にお散歩とか買い物とかも行った。
あれから2週間が経った、土曜日。
オフで、心奏ちゃんのお父さんのところへ。
父「じゃあ、今日も前と同じように限界が来てからどれだけ我慢できるかやるから、隣の部屋に移動してくれるかな？」
ラ「はい」
それから、心奏ちゃんパパは為になる世間話をいろいろしてくれた。
ラ「あの、」
父「じゃあ、とりあえず今から3分我慢しよう。いまオムツは？」
履いてないから首を振れば、ベッドに寝かされて手際よくオムツが付けられる。
3分後。タイマーが鳴る。
父「まだパンパンではないけど、限界近いかな？」
ラ「うごいたら、」
父「もう3分追加するから無理ならしちゃっていいから、とにかくどれくらい持つか測るよ」
また追加される。
あ、ヤバいかも、、
ラ「おさえてもいいの、？」
父「うん、いいよ」
押さえて足で挟む。
起きてるのがつらくては体が無意識にパパに体を預けてた。
音が鳴る。
父「はい、お疲れ様。体の力抜いてごらん？」
ラ「ｯ...」
オムツの中に吐き出す。
オムツ取り替えてくれた。
父「いやぁ、ほんとにお疲れ様。疲れたよな。少しここで休んでっていいよ。」
ラ「ありがとうございます」
それから1週間に一回土曜日に俺のトイトレが始まった。
Fin.
＊koji〔ストレス、エゴサ、頑張りすぎ、我慢しすぎ〕→←☆
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作者名：抹茶
| 作成日時：2021年8月29日 6時
