First Love. １【白】 (ページ27)

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２７. ページ27

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ついにやってきた

　

　

　

　
今日のためにめめに買い物に付き合ってもらって
新しい服も買った

　

　

　

　

香水とかは？髪型とかなんかする？って聞いたら
それはやめとけ。普通で良い。
って言われたからそこは素直に従った

　

　

　
　

　

制服しか見られたことがないから
私服を見られるのはすごく緊張する

　

　

　
　

めちゃくちゃかっこつけてるなって思われるのも嫌だし
かといって子供っぽくてダサいと思われたら終わりだからね

　

　

　

　

だからめめに相談して買ったんだけど

　
めめも着ていく服を一緒に買ったから
なんだか似たような格好になっちゃったな(笑)

　

　

　

　
　

　

　
「駅前だっけ？待ち合わせ」

　
　
『うん、もういるかな？
　めめー…、仕切ってね？』

　
「それはお前が頑張れよ(笑)
　俺はあくまで保護者だから」

　
『はぁ、出来るかな…』

　

　

　

　

　

　

緊張しながら２人で駅に向かって歩いていくと
ロングのワンピースで前に見た時と違う髪型をした
Aさんを見つけた

　

　

　

　

　
髪結んでるのも雰囲気違って可愛いかも

　

　

　
　

　

　

そして隣にいるのが多分同期の人なんだろうけど…

　

　

　

　

　

『めめ、あそこにいるのAさん』

　

「おぉ。じゃあ隣にいる人が例の、

　……なんかすごい格好じゃね？」
　

　
『だよね？！
　どーしよ、もし彼氏で
　俺の女に何してくれてんだ！とか言われたら』
　

　
「なんだよそれ(笑)
　てかお前まだなんもしてねーだろ」

『そうだけどっ』

　

　
　

　

　

コソコソとめめと話しながら待ち合わせ場所に向かうと
僕達に気付いたAさんがこちらに向かって手を振った

　
　

　

　

　
２人も喋ってたみたいだけど
何話してたんだろう

　

　

　

　

　
「よし、男見せろよラウ」
　

　
『うん』

　

　

　

　

　
そうめめに背中を押され
待ち合わせ場所に到着した僕達

　

　

　

　
『こんにちは！
　待たせてしまってすみません』

　

　
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