【歌い手】「君に会ってみたい」と言われても無理なのに！！ 【Sou】

＊第8話＊ ページ10

〜まふまふside〜



最初のそらるさんと天月君の鬼電が始まって2時間。どうせすぐにやめるだろうと思って放置してたんだけどーー。




Sou「あの、そろそろ出た方がいいんじゃないですか？」



『なんか、け、携帯壊れそ…う？？』




まふまふ「でも出たら絶対うるさいよ？この様子だとみんな酔ってきてるだろうし。」




そう。最初はそらるさんと天月君だけだったのにいつの間にかluz君、うらたん、さかたんまで来てる。しかもうらさかの2人はスタ連までしてくる。でも確かにそろそろ出ないと携帯が死にそうだなぁ。




まふまふ「出るけど……、ねぇ、音雨。流石にまだそらるさん達と会うってのは……」



『む！！！り！！！いくらまひゅ兄といるからいい人達なんだろうけど……ううっ。』




で、す、よ、ねー！！！ずっとコラボしてたSou君ですらこんなにかかったもんなぁ。って待って、これ、やばいやつかも。



Sou「だ、大丈夫……？？ほら、落ち着いて？？」



『ううっ、ごめんねSou……。ちょっとしばらくそのまま肩貸してぇ……。』




Sou「っ//！？ 謝らなくていいから落ち着くまでそうしてていいよ？」



まふまふ「Sou君。後で話していいかな？Aの人間恐怖症の原因について。」



Sou「えっ？いいですよ。それにユニット組むうえで、ちゃんと音雨の苦しみは僕も知っておきたいです。」




まふまふ「わかった。とりあえず僕はこの電話どうにかしてくるから、そっち任せていいかな？」



Sou「あっ、はい！！」




と、とりあえず廊下に出た僕。連れてきた時からまさかと思ってたけど、Sou君、Aに一目惚れしてるなぁ。まあSou君なら大丈夫のはず。あ、とりあえずーー。




まふまふ「もしもし？？しつこいよ！？！？」




天月「あー！まふ君！！やっと出てくれたねー！！！このこのー！！ずるいぞ！！！！」




まふまふ「わっ？酔いすぎじゃない！？！？あれ、なんか静かじゃない？？」



天月「坂田以外、寝落ちしたよー！！！」





なるほど。それで通知が少なくなってきてたのか。ってそうじゃない！！



まふまふ「音雨充電の許可くれたのになんでこうなるの！？！？」



天月「ほうそう！！してたから！！！ねぇ、坂田！！！」


坂田「え？なにがー？あっー、それそれ！」





さかたん、話聞いてなさそうだね。うーん、とりあえずはっきり伝えとこ。




まふまふ「音雨は、これ以上誰とも会わないと思うから、諦めてよ。じゃ！！」

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