【歌い手】「君に会ってみたい」と言われても無理なのに！！ 【Sou】

＊第28話＊ ページ30

〜まふまふ side〜



そらるさん達が出ていったあと、ずっと整理していた。なんで、今まで気づかなかったんだろうということに。向こうはいつから僕と音雨がそうだってわかっていたのか。もしかしたらすぐに気づいていたのに僕がなかったことにしているからそれに合わせてた………？？




まふまふ｢考えれば考えるほど、わけがわかんないなぁ。うーーん、この事、Aに伝えるべきかなー。｣




実を言うと甘党加湿器の2人は、Aが歌い手として憧れている。だからこそ、なおさら信じたくなかった。それに2人は、そんな人じゃない。でもあれを仕向けたのは他でもない2人でーーーってあの時そういえばーーー。




"ごめん。そんなつもりじゃなかったーーー"





まふまふ｢もしかして、僕やAが勘違いしてた可能性も、あったのかな……。いやそれでもーーー。｣




あの日のことを久々に思い返す。僕らが勘違いしていた可能性も今思えばあるのかもしれない。ただーーー。




まふまふ｢結果的に、悪いのは2人なんだよね。……しー君に司先輩………？？｣




あぁ、久々に思い出したけど、確かに天月君や歌詞太郎さんの名前じゃん。ってあ！？




『まひゅ、なんで、その名前………？？』



Sou｢A、ほら、落ちついて……？？｣




まふまふ｢なんで2人が僕の家に！？｣



そう、Sou君は僕の家知らないし、Aは知ってるけど今の家になってからは1度も来たことないのに！？






『Souと、へや、片付けてたら、これ、出てきて……。それでSouに話したってこと、伝えなきゃって……。』





と見てみると僕がそらるさん達に見つかった写真と見事に同じだからもうこれは向き合わなきゃいけないのかもね。





まふまふ｢そういうことか。あのね、僕も今日そらるさん達に同じ写真が残ってたの見つかってね、そこで初めてわかっちゃったんだ。



しー君は天月君で司先輩が歌詞太郎だって、ね？？｣

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