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☆211時間目☆ ページ10

〜中村 side〜




カルマが少し苛立っているのが伝わる。ふふん、そろそろ私の出番かな。


中村「しゃあないねぇ。この副官様が決めに行ってやりますか。」


業「中村、丸腰で攻めに行く気?武器は?」



中村「三バカ、使うよ。そのためにあそこに配置してんじゃないの?」



業「流石、わかってるね、よろしくーー!」




中村「ほーい。」




今の残り人数はこっちはあたし、業、凛香、イトナ、三バカで7人。向こうが渚、磯貝、前原、奥田ちゃん、矢田ちゃんの5人。そこで何をするって??そりゃーーー。





業「「中村。銃撃戦が始まったら一気に勝負決めに行って。」」



中村「オッケー。頼むぜ肉壁3人組!!」



寺坂「ああっ!?」



中村「聞いて。敵が凛香と交戦する間は、反対サイドのこっちへの防衛は手薄になる。そこで私は、あんた達を盾にして突入する。私は旗を奪うことだけに集中する。あんた達が全員死ぬ頃には私は余裕で旗に到達できる。」




村松「俺等生贄かよ。テメーも手段選ばねーな。」




中村「当然じゃん。ちゃんと勝負に勝って、ちゃんと皆で殺せんせーを殺してやりたいもん。」




そう、中途半端な勝ちじゃ意味が無い。殺さない派の子が納得するような勝ちじゃなきゃ。



寺坂「中村よぉ。バカになりたいからって本気でバカをやってみたり、絆を守る義務感から先頭切って殺す派になったり、実はテメーがクラスで1番……くそ真面目なのかもな。」




中村「……ふん。」




寺坂だけには指摘されたくなかったけど、そうなのかもね。ま、今は目の前の大1番に専念しますか。

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佐奈 - 面白いです!更新頑張ってください! (2019年8月3日 16時) (レス) id: 6f69f92852 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れの | 作成日時:2019年6月16日 14時

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