37話 本人に直接! ページ38
諸伏「そうか!そうだったんだ!」
諸伏「あの時、俺は押し入れじゃなくてクローゼットに隠れていて……クローゼットのスリット越しに……犯人の姿を見ていたんだ!上と下がスリットで見えなかったとしたら……外守さんの向かい合った観音像の刺青もゴブレットに見える!!」
萩原「犯人が肩を押さえた時に二の腕に付いたその刺青が見えなかったのは……血塗れの手で二の腕からなぞるように肩を押さえたから……血で隠れたってワケね!」
伊達「そう……ずっと引っかかっていたんだ……外守さんが独り暮らしだという事に……」
『え……?』
伊達「だよな!」
降谷「あぁ!コンビニ強盗に監きん.された時に外守さん言ってたな……「娘のオヤツを買いに来た」って……」
松田「その外守のオッサンが……長野弁を話す入江ってオッサンと同郷だってんならもう間違いがねぇ……」
松田「15年前、諸伏の両親を殺したのは……外守一だ!」
萩原「しかし何であのオッサンが諸伏の両親を?」
『確かに……動機が分からない……』
諸伏「……もしかしたら、父さんが小学校の先生だったからかもしれない……」
『なんで?』
諸伏「さっき言った有里ちゃんは小学校の遠足中に腹痛を訴え……父さんが病院に連れてったけど、手遅れの盲腸炎で……そのまま亡くなってしまったらしいから……」
諸伏「外守さんが有里ちゃんの親で……娘の死を受け入れられず……俺の父さんが病院ではなく、さらったと思い込んでいたとしたら……」
伊達「おい、まさか……その子によく似た女の子の行方が知れなくなってるのって……」
『……!どっちみち、確定的な証拠がないことには逮捕も裁判も出来ない!』
松田「まあ、そいつは聞いてみるしかねぇなァ……本人に直接!!」
話がまとめ終わった時、丁度、外守さんのクリーニング店に着いた
松田「おい外守のオッサン!!いるかー!?」
松田を先頭に、私たちは店の中に入った
伊達「従業員も1人もいないなぁ……」
萩原「定休日とか?」
降谷「?」
降谷が洗濯機を見て、私も視線をそっちへ移す
『……コード?』
私と降谷は洗濯機の中を覗き込んだ
降谷が洗濯機の蓋に手をかけ……
松田「!?触んな!!」
松田「そいつは爆弾だ!!」
私は驚き、洗濯機から1歩離れる
「「「「『ば、爆弾!?』」」」」
松田「ああ!他の洗濯機にも連動してっから……この商店街が丸ごと吹っ飛ぶかもしれねぇな……」
松田が1番右端の洗濯機に近づいた
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k-n(プロフ) - 神ちゃんさん» ハロ嫁は現在執筆中です!!もうすぐで完成します✨しばしお待ちをm(_ _)m (11月20日 21時) (レス) id: bb4880ec89 (このIDを非表示/違反報告)
神ちゃん(プロフ) - こんにちは、ハロウィンの花嫁は書かないのですか? (11月6日 0時) (レス) id: 724789ecd5 (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ(プロフ) - 続きとても楽しみにしています (2023年3月11日 0時) (レス) @page43 id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
k-n(プロフ) - 夜蒼さん» 修正しときました!(。•̀ᴗ-)و ̑̑✧ (2022年12月23日 23時) (レス) id: bb4880ec89 (このIDを非表示/違反報告)
夜蒼(プロフ) - コメント失礼します( . .)"29話なのですが…萩原が灰原になっています (2022年12月23日 18時) (レス) id: 8583bb846a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:k-n | 作成日時:2022年11月22日 0時