今日も今日とて仕事が多い［名探偵コナン］Wild Police Story

23話　コミュ障 ページ23

いや、待てよ、それで行けば、もし……

――in 想像――

「私の萩原くん(松田くん，降谷くん，諸伏くん)に近づかないでよ！」

『いや、私、あの人たちとそーゆーんじゃないです』

「じゃあ、何であんなに仲良いのよ！」
「あなた、まさかたぶらかして……」

『いや、私、彼氏いるんで……』

「なーんだ、そーゆー事なら早く言ってよね」
「あの5人組、いつもやんちゃして怪我してるからAちゃんと仲良くなったのね」

「あははははー」
『あはははは〜』

――――――――

なる程……世界平―

「―？A？……おい、大丈夫か？」

顔を上げると、松田がこっちを覗き込んでいた

松田「ぼーっとしてよ、何か考え事か？」
降谷「A、目の下のクマが酷い……また徹夜してたのか？」
『え？、あ、いや、別に……』

徹夜だから、こんなアホみたいな事考えたのか……

私は自分の考えていた事が馬鹿馬鹿しく思えた

伊達「っつか、Aって重度のコミュ障だよな？大丈夫なのか？」
「「「「『あっ……』」」」」








って言うのが3時間前

女「Aちゃんって高校生だったんだ〜」
女「お父さんの仕事手伝ってるとか偉すぎ！！」
『あ、あははは〜』

女「将来は？やっぱりお医者さん？」
『え、あ、一応…』


た、す、け、ろ、やぁー

っと、降谷、松田、伊達、諸伏さんに睨みを効かせるが、当の本人達はゲラゲラと笑っている

『ま、松…「Aちゃんが高校生だったなんて！私、A先生の病院の看護師さんかと思ってた！手際良いし！」…そ、そんなことないですよ』

『も、諸ふ…「Aちゃん、身長高いよね?何センチなの？」 えっ、あ、167ぐらいですかね』

「え〜、高いね！」
『母が高いんです』

営業スマイルを貼り付けて笑っていると、前にいた松田が指差して笑ってた

こいつ…あとでシメる…

『ふ、ふr「Aちゃん、私たちビールおかわり貰うから、一緒に頼んじゃうね？何飲む〜？」え、あー、りんごで…』
「了解〜！Aちゃん炭酸飲まないんだね〜」
『あ、過去のトラウマで…』
「トラウマ？何それ、面白い〜！」

ゲラゲラと笑う女性に苦笑いし、またもや前の4人を睨む


クッソ…流されるように松田に率いられたせいで、いつの間にか女性陣の真ん中に…！

タイミング…この両サイド大人の話したことのない女性たちというポジションから抜け出す、タイミングを…！！


ガラッ

突如、個室の扉が開いた

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