魔法戦士リトルパルファム-5- (ページ37)

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。゜+゜。+ Miracle17-絶望の魔法戦士と悲しい過去- +。゜+゜。ページ37

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ジャ・アーク『さぁ、こっちに来い。この鏡に魔法をかけて、邪悪界に繋がるようにしてある』

琉巧『…』

ジャ・アーク『その前に、名前を聞いてなかったな。名前は？』

琉巧『琉巧…。當間琉巧…』

ジャ・アーク『変わった名前やな。ルウク、こっちに来い』

琉巧『…はい』

ジャ・アークのシルエットが映る鏡に近づく琉巧

琉巧『(もう、ここは俺の家ではない…。俺の帰る場所は…無くなってしまった。だから…)』

鏡をすり抜け、邪悪界に入り込む

琉巧『うわっ…！？』

ジャ・アーク『ようこそ、邪悪界へ…。お前は今日から、邪悪団の一員や。ただ、お前は魔力を持たない人間…』

琉巧に邪悪な魔力を授けるジャ・アーク

琉巧『うっ…！？』

ジャ・アーク『この邪悪な魔力に身体が慣れるまで、少し時間がかかりそうやな。まぁ、パルファム王国の襲撃は…ルシファたちに任せればえぇ。お前は少しの間…ここで魔力を蓄えてもらうで』

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ルウク「…これが、俺が邪悪団の一員になった理由や」

リトル・スイート「…」

リトル・フローラル「何か…想像以上に、壮絶すぎて…」

リトル・アクア「家族のトラブルかもって思ってたけど、ここまでヤバい理由やったなんて…」

リトル・シトラス「邪悪団として生きるしかないって…そういう意味やったんや…」

ルウク「俺にとって、ジャ・アーク様は命の恩人。あそこで助けて貰えなかったら、確実に死んでた」

リトル・スイート「ルウク…」

ルウク「俺は、ジャ・アーク様に助けてもらった。だから、俺はジャ・アーク様に従う！命令どおり、お前らを倒す！！」

黒い炎を勢いがさらに増す

4人「うあ゛あああぁぁ！！」

リトル・スイート「ルウク…！！お願い、もうっ…やめて…！！」

ルウク「やめるわけ…ないやろ…！」

リトル・アクア「やばい…これ以上はっ…」

リトル・フローラル「さすがに…耐えられへん…」

リトル・シトラス「もう…限界や…」

ルウク「絶望の炎に焼かれて、力尽きろ！！リトルパルファム！！」

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