魔法戦士リトルパルファム-5- (ページ18)

今日:3 hit、昨日:16 hit、合計:32,616 hit

。゜+゜。+ Miracle16-取り戻せ！奪われたマジカルコロン！- +。゜+゜。ページ18

.

ジャ・アーク『ただ、その集めた魔力だけでは不安や。ルウク、お前にこれを授ける』

ルウク「え…？」

鏡から黒い光の玉が飛び出し、ルウクの左耳にくっ付く

ルウク「っ…！！」

グリード「おい、あれって…！！」

ルウクの左耳に、黒いピアスが着いている

レヴィ「このピアス…ルシファと同じやん」

ルシファ「邪悪な魔力が籠ったピアスを、お前まで…！」

ジャ・アーク『それさえ着けていれば、リトルパルファムの余計な感情に左右されることはない。パルファム王国の魔法使いも、簡単に蹴散らせる』

ルウク「ありがとうございます…！」

ジャ・アーク『さぁ、パルファム王国へ行け！！そして、お前がリトルパルファムを倒して来い！！』

ルウク「お任せください、ジャ・アーク様…！！」

.

雑貨屋【Miracle Magical】

奥の小部屋

斗亜「んっ…」

目を覚ます斗亜

パフニャン「斗亜！！」

斗亜「あれ…？ここは…」

パフニャン「雑貨屋に戻って来たニャン…！斗亜、ずっと目を覚まさないから心配だったニャン…！」

斗亜「パフニャン…」

部屋にダイゴが入ってくる

ダイゴ「目が覚めたみたいやな？大丈夫？」

斗亜「ダイゴさん…」

ダイゴ「ショックが大きかったみたいやな。長い時間眠ってたんやで？」

斗亜「え、じゃあ…」

パフニャン「もう夜ニャン…。両親には、ダイゴが連絡してくれているニャン」

斗亜「あ、ごめんなさい…」

ダイゴ「えぇで。今日は、ここに泊まっていくべきや。斗亜くんには、気持ちを整理してもらわないと…」

魔法でドリンクを出すダイゴ

斗亜「ありがとうございます…」

ゆっくり、ドリンクを飲む斗亜

ダイゴ「西村くんたちから、だいたいの話は聞いているで。予想どおりやったな…」

斗亜「ダイゴさんは、ルウクが邪悪団の幹部だって分かってたんですか…？」

ダイゴ「最初に怪しいと思ったのは、この雑貨屋の付近で邪悪な気配を感じたこと。パフニャンも、同じ日に彼から邪悪な気配を感じてたらしい」

パフニャン「あれは、彪太郎のテニスの大会の日だったはずニャン。大会を見る前に、斗亜はあの子に会ったニャン。その時に、パフニャンはあの子から邪悪な気配を感じたニャン」

斗亜「あっ…！それに、ルウクはあの日…大会の後にこの雑貨屋の前にいた…」

.