魔法少年☆大戦 New Generation (ページ34)

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。゜+゜。+ Magical3：いじめは絶対に許しません！+。゜+゜。ページ34

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海琉「とにかく、敵に狙われないためにも…早いうちにいじめを解決しないとだね」

岸「厄介なことになる前に、さっさと解決するのがいいな。まずは、本人が勇気を出せるか…だな」

ひかる「明日、小田くんを見かけたら…声かけてみようよ」

海琉「そうだね。やっぱり、先生に相談するのが良い気がするし」

ソーレ「上手くいくといいけどなぁ…」

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近所の小さな神社

小田「…」

賽銭箱に100円玉を投げ入れ、2回拍手をする

小田「(強くなりたい…！いじめに負けない、強い人になりたい…！)」

いじめられるようになってから、小田は学校帰りにいつもこの神社で願っていた

しかし、彼の願いもむなしく…日に日にいじめは加速するばかりだった

小田「はぁ…。神頼みじゃ…解決しないのかな…」

神社を出ようとすると、空から光の玉が降ってくる

小田「え…？」

両手で受け止めると、小ぶりな水晶玉になる

小田「な、何これ…？」

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次の日

西館高校 1年1組

小田「…」

HRが終わり、1限の授業の準備をする小田

男子生徒A「おい、教室移動だから荷物持てよ」

小田「っ…」

男子生徒B「聞いてんのか？」

小田「…」

この様子を見ている他の生徒たちが、小声で話している

女子生徒A「ねぇ、あれって絶対にいじめだよね…」

女子生徒B「やめてよー…。生徒指導の先生にバレたら、体育が連帯責任で過酷なトレーニングになるじゃん…」

男子生徒C「まだ1学期始まったばかりなのに、問題起こさないでくれよな…」

男子生徒D「本当だよな…」

他の生徒たちの会話が若干聞こえてくる

小田「(気付いてるなら…助けてよ…)」

男子生徒B「なぁ！みんな、荷物は小田に持たせていいぞー！」

小田「！？」

しびれを切らし、とんでもないことを言い出す

これには、教室にいる生徒たちがざわつく

女子生徒C「さすがに、やりすぎ…」

女子生徒D「可哀想だよ…」

小田「…」

男子生徒A「ほら、みんなの荷物を持ってやれよ」

小田「……やだ…」

男子生徒A「あ？」

小田「嫌だ！！」

男子生徒B「お前、俺たちに口答えすんなよ！！」

思いっきり突き飛ばされ、周りの机や椅子になだれ込むように倒れる小田

小田「痛っ…」

男子生徒A「あーもう、知らねぇ。お前と『友達』やめてやる！！」

小田「…」

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