魔法少年☆大戦 New Generation (ページ24)

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。゜+゜。+ Magical2：戦う覚悟と認める心 +。゜+゜。ページ24

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岸「その気持ちを、素直にひかるにぶつけろ。ひかるは…宮近に似て、誰かを信じることが不器用なんだ。だから、こっちから心を開くしかない。ひかるを受け入れる気持ちを、お前が持て。そうすれば、ひかるも…お前を信じてくれるはず」

海琉「…」

ソーレ「海琉、頑張って説得しよう」

海琉「うん…！ありがとうございます、岸さん」

岸「また困ったら、聞いてくれよ。アドバイスするぞ」

海琉「はい！」

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駅前の広場

広場にあるベンチに座っているひかる

ひかる「…」

アン「あら、こんなところにいたの？」

ベンチに座っているひかるに近づいてくるアン

ひかる「何で…」

アン「散歩よ。今日は、あの子とは一緒じゃないの？」

ひかる「…」

不満そうなひかるの様子を見て、アンは何かを察する

アン「…まだ、受け入れられないのね」

ひかる「当たり前じゃん。魔法少年なんて…」

アン「でも、あの子は本気よ？」

ひかる「どんなに田村くんが本気でも、私は絶対に嫌！！」

アン「…」

ひかる「それに、魔法少年の事情なんて…田村くんには関係ない…」

アン「関係なくないわ。選ばれてしまったなら、戦う使命を持ったことになるの」

ひかる「それが嫌なの！！」

アン「ひかる…？」

ひかる「ただでさえ…自分も魔法少女になれるっていうだけでも……嫌なのに…。田村くんが、あんな怖い怪物と戦い続けるなんて…そんなの…」

アン「…」

ノクティス「見つけたぞ」

ノクティスが姿を現す

ひかる「えっ…」

アン「あなた、この前の…！」

ノクティス「リベンジをさせてもらう。俺たちの邪魔を、二度と出来ないようにしてやる」

アン「ひかる、あの子を…海琉を探してきなさい！」

ひかる「だから、そんなの…」

海琉「宮近さん！！」

海琉がカフェから走ってくる

アン「良かった、近くにいたのね…！」

ノクティス「出てきたか、謎の邪魔者」

海琉「え、また…！？」

ノクティス「世界よ、永遠の夜となれ！オープン・ザ・ダークネス！！」

ひかるが座っていたベンチに影が乗り移り、ナイトメアが生み出される

ナイトメア「ウオオオォォ…！！」

ナイトメアが叫ぶと、駅前の広場周辺に夜の結界が発生し、空が夜のように暗くなる

通行人A「うぅ…」

通行人B「急に、眠く…」

帰宅ラッシュの時間帯だったため、駅周辺にいたたくさんの駅の利用者たちが倒れていく

ひかる「っ…」

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