魔法少年☆大戦 New Generation (ページ22)

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。゜+゜。+ Magical2：戦う覚悟と認める心 +。゜+゜。ページ22

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彼の名は、岸優太

ひかるの父である宮近とは、古い付き合い

このカフェで学生の頃からバイトスタッフとして働いていたが、今では店長として働いている

岸「ひかる……お前っ…！」

ひかる「あ、違います！！そういうことじゃないですから！！」

岸「そ、そうなのか？か、彼氏…じゃ…」
ひかる「彼は、数日前に転校して来た子なんです。帰りの方向が同じだから、街案内してて…」

海琉「初めまして」

岸「そうか、そういうことか！悪いな、変な誤解しちゃって」

ひかると海琉は、カウンター席に座る

岸「しっかし、5月入ってに転校してきたのか。微妙な時期の引っ越しだな」

海琉「はい、親の仕事の都合で…。急に決まっちゃったことで、慌てて引っ越してきた感じになっちゃったんです」

岸「そうか、大変だったな。んで、2人はいきなり仲良くなったのか」

ひかる「席が隣なんです。あとは、いろいろあって…」

岸「いろいろ？」

海琉のカバンから、ソーレが顔を出す

ソーレ「うわ、久しぶりに見た！！」

岸「！？」

海琉「うわ！！出てきちゃダメだって！！」

岸「お前っ…まさか…」

海琉「え？」

ひかる「まさか、岸さんにも見えてる…？」

カバンから出て、カウンターテーブルに乗る

ソーレ「久しぶりだなー！まだ、このお店で働いてたんだね」

岸「悪いか？あれから時間が経って、今ではこの店の店長だ」

ソーレ「え、マジ？」

海琉「あの…」

ソーレと岸のやり取りに、海琉は困惑している

岸「えっと…君、名前は？」

海琉「田村海琉です…」

岸「顔もかっこいいけど、名前もかっこいいな。そりゃ、魔法少年に選ばれるわ」

ひかる「何で、岸さんが魔法少年のこと…」

岸「……ずっと黙ってたけど、俺も25年くらい前の魔法少年だ。宮近とペアを組んで行動してた」

ひかる「お父さんと！？」

海琉「だから、知り合いなんですね…」

岸「そういうこと」

宮近と岸の繋がりが魔法少年だと判明し、妙に納得する2人

岸がソーレのことを知ってて当然でもあった

岸「ていうか、また魔法少年が必要な時代になったのか…」

ソーレ「そうみたいだよ。ただ、目覚めた依り代は僕だけらしい」

岸「マジで？」

ソーレ「だからといって、海琉を1人で戦わせるつもりはないよ。ちゃんと、仲間集めさせる」

岸「それは賢明な判断だな」

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