。゜+゜。+ Magical2:戦う覚悟と認める心 +。゜+゜。 ページ21
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星詩留「そういえば、昨日の一件で田村くんの周りに集まらなくなったね?」
ひかる「確かに…」
転校初日は、海琉の席の周りにたくさんの女子生徒が集まってきていた
しかし、昨日の朝にある生徒がひかるの席を占領していたことを海琉が怒って以降、休み時間になっても集まらなくなった
星詩留「はっきりと一喝した田村くん、かっこよかったなぁ〜」
海琉「そう?俺は…思ってたことを、はっきり言っただけだよ。それに、宮近さんが困ってたし…」
ひかる「…」
HR開始のチャイムが鳴る
星詩留「うわ、もうそんな時間?」
慌てて、星詩留は自分の席に戻っていく
海琉「ねぇ、宮近さん…」
ひかる「ん?」
海琉「今日の放課後…また一緒に帰らない?」
ひかる「別に…いいけど?」
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放課後、約束通り2人で電車に乗って帰る
電車を降りて駅から出ると、少し広い駅前広場がある
海琉「ねぇ、オススメの場所とかある?」
ひかる「オススメの場所かぁ…」
海琉「もう少し、ここら辺を知りたいんだよね」
ひかる「んー…。強いて言うなら、あのカフェかな」
広場の先に大きなカフェがある
ひかる「少し歩けば、商店街もあるし…。広めの公園とかもあって、休日は親子連れでにぎわってるよ」
海琉「へぇー!公園があるなら、休みの日は妹や弟と遊べそうだな」
ひかる「兄弟がいるの?」
海琉「うん。妹と弟がいて、弟は去年生まれたばっかりなの」
ひかる「え!?じゃあ…10歳以上離れてるの?」
海琉「14歳差かな。めっちゃ可愛いよ」
ひかる「いいなー…兄弟がいるの」
海琉「宮近さん、もしかして一人っ子?」
ひかる「うん。だから、兄弟がいる人が羨ましいんだ」
海琉「そっか。しっかりしてるから、お姉ちゃんなのかと思ってた」
ひかる「そうかな…?まぁ、それなりに厳しく育てられたからかもしれない」
海琉「それって、魔法少年の力があるから?」
ひかる「それもあると思うけど、私は宮近家の次期女当主になるの。そのためだと思う」
海琉「次期当主って、何かかっこいいね」
ひかる「そう…?」
喋りながら歩いていると、カフェに到着する
カフェに入ると、カウンター席で作業しているスタッフに出迎えられる
岸「いらっしゃいませー……って、あぁ!!」
ひかる「こんにちは、岸さん」
海琉「知り合い?」
ひかる「お父さんの知り合いなの」
海琉「へぇー…!」
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AYANE(プロフ) - 凄く面白かったです。続きの更新、頑張ってください。 (2023年4月2日 14時) (レス) id: 51fc191b8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あきか | 作成日時:2023年3月31日 22時