魔法少年☆大戦 New Generation (ページ13)

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。゜+゜。+ Magical1：新時代の魔法少年 +。゜+゜。ページ13

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ひかる「あれは…作り話じゃ…」

ソーレ「何言ってるんだよ…。本当の話だってば」

ひかる「信じられないわよ！魔法少年なんて、現実にいるわけ…」

ソーレ「お前の家に、黒い猫がいるだろ？あいつが証拠だよ！」

ひかる「それって…」

アン「あら、目覚めたのはソーレだったの？」

屋上の鉄柵に、アンが立っている

ソーレ「あー！！」

ひかる「な、何でここに…」

アン「依り代が目覚めた気配を感じたから、様子を見に来たのよ。そして、パートナーが…昨日ひかる一緒にいた子だったとはね」

海琉「え？」

アン「初めまして、私はアン。私も、ソーレと同じ依り代なのよ」

海琉「は、初めまして…。田村海琉です…」

アン「海琉…ね。あなたの名前は、記憶させてもらうわ。海斗に報告しないとだからね」

ソーレ「もしかして、未だに情報収集してんの？」

アン「そうよ。それが、海斗の仕事だから」

ソーレ「変わんないなー」

ひかる「ちょっと！！どうして田村くんのことを、お父さんに報告するのよ！？」

アン「それは、彼に協力してもらうからよ」

ひかる「え…？」

アン「ひかる、この前の海斗の話は…冗談でも作り話でもないの。簡単には信じられないのは分かってるわ。でもね、また魔法少年の力が必要になったの」

ひかる「意味わかんない…」

ソーレ「世界が滅びないように、魔法少年は戦うんだ！一応、海琉にはそれなりに説明してあるぞ」

アン「あら、そうなの？」

海琉「ざっくりと…ですけどね」

ひかる「世界が滅びるなんて、そんなのありえな…」

突然、周辺が夜のように暗くなっていく

ひかる「え…？」

海琉「空が…暗くなった？」

アン「様子がおかしいわね。まだ、お昼の時間なのに…」

ソーレ「これ、何か動き出したんじゃないか？」

学校の近くの繁華街から、煙が上がる

ひかる「な、何が起こって…」

アン「2人とも、様子を見に行くわよ」

ひかる「待ってよ、まだ午後の授業が…」

ソーレ「そんなこと言ってる場合じゃない！」

海琉「っ…」

ひかるの手を握り、屋上を飛び出す海琉

ひかる「ちょっと、田村くん…！？」

海琉「俺だって、信じられないよ。でも、何か起こってるなら…確かめないと！」

ひかる「…」

玄関に向かう間、教室や廊下にいる生徒たちが倒れている

ひかる「どういうこと…！？」

アン「どうやら、眠っているみたいね…」

ソーレ「きっと、これが今回の敵のやり方なんだ！」

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