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ユウトが注文している間、スマホをいじっているA
すると、詩織から通知が届く
しおりデート楽しんでる?
A楽しんでるよ!
しおりそれは、良かった!少しでも、進展があるといいね
A「進展…」
おそらく、詩織が言う『進展』とはキスやキス以上のことだろう
Aとユウトは、初期の起動のキス以降は何もしていないのだ
A「(詩織は、ヒダカくんとは……そういうことしているみたいだし…。私もいずれ、ユウトくんと…!?)」
いろいろ想像したら、顔がどんどん赤くなっていく
ユウト「A?」
A「!!」
ユウト「どうした?」
A「ううん…。何でも…ない…」
ユウト「そう?顔が赤いから、どうしたのかと…」
A「(うー…。変な想像したから、顔が赤くなったのかぁ…。恥ずかしい…)」
ユウト「ほら、カフェオレだよ。これ飲んで落ち着いて」
A「うん…ありがとう」
カフェオレを受け取り、一口飲んで落ち着く
A「ふぅ…」
ユウト「一通り、館内は周ったよね?」
A「そうだね。あとは、お土産とか…」
館内放送のアナウンスが流れる
『まもなく13時より、イルカショーを開催します。観覧ご希望のお客様は、3階屋上のイルカステージまで…』
A「イルカショー…!」
ユウト「行きたい?」
A「うん!」
ユウト「よし、それじゃあ行こうか」
3階の屋上プールにあるイルカショーのステージ
2人が到着した時点で、ほぼ満席だった
A「うわー…。もう、座れないかもね」
ユウト「でも、立って見ている人もいる。Aが立っているのが嫌じゃなければ、それでも良いんじゃない?」
A「私は平気だよ。じゃあ、立ってショーを見ようかな」
イルカショーが始まり、会場は大盛り上がり
飼育員の指示に従ってジャンプしたり、ボールを使った芸を披露するイルカたち
Aは、イルカたちの姿を夢中になって見ていた
ユウト「…」
ユウトは、そんなAの姿を見て微笑む
ユウト「(良かった…。楽しんでくれてるみたいだ)」
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あっという間に夕方になる
川沿いの遊歩道にあるベンチに座って、景色を眺めながらしゃべっている
A「楽しかったー…!」
ユウト「バイトの息抜きにもなった?」
A「うん…!こんなこと言うの…変かもしれないけど、やっと恋人らしくなれた気がする」
ユウト「A…」
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さら - はじめまして!!更新凄く嬉しいです!!ずーっと前から読んでて久しぶりに見たら更新されてたので、早速読みました!!移動もおめでとうございます!!これからもお話楽しみにしてます!!寒いので、お体には気を付けてくださいね!! (2023年1月31日 23時) (レス) @page7 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あきか | 作成日時:2023年1月30日 20時