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次の日
西館高校 2年4組
A「あの…さ。みんなは、バイトしてないけど…お小遣いとか貰ってるの?」
詩織「貰ってるよ。1ヶ月に1万円だよ」
真里亜「同じく〜」
葵「うちも1万かな。たまに、兄貴が2千円くらいおまけしてくれるけど」
真里亜「いいなー!!」
A「使い過ぎた場合、ペナルティとかってあるの?」
詩織「そもそも、使い過ぎることはないかな。ヒダカとのデート代は、カードで支払っちゃうし…」
葵「私は、使い過ぎないように気を付けてるよ。細かく計算しているわけじゃないけどね」
真里亜「私は…たまにオーバーする。可愛い服とか、コスメとか、つい買い過ぎちゃう…」
葵「そうなったら、どうしてるの?」
真里亜「素直に親に謝るよ。んで、オーバーした金額分差し引かれて、次の月のお小遣いを貰う…」
詩織「つまり、2千円オーバーだったら…次の月は8千円ってこと?」
真里亜「そうそう」
A「やっぱり、そういう感じか…」
詩織たちの意見を聞き、納得するA
詩織「何で急に、そんなこと聞くの?」
A「実はね…バイト先の常連さんで、凄くお金管理に厳しい人がいて…」
葵「そうなの?」
A「バイト先の先輩が言うには、代官付属高校に通ってる子じゃないかって…。いつもお買い物すると予定の金額を超えてしまって、一緒に来る男の子と言い合いになっちゃうの」
真里亜「代官付属って、頭が良くてお金持ちの人が通う高校じゃん。なのに、お金に厳しいの?」
A「10円のオーバーでも、許せないみたいなの」
真里亜「うわー…。ケチだね」
詩織「その、言い合いの相手って…どういう子なの?」
A「凄く背が高い男の子なの。見た目は同い年くらいかな…?バイト先の先輩とも『姉弟かな?』って話したけど、顔は似てなくて…」
葵「じゃあ、恋人同士とか?」
真里亜「でも、恋人同士でコンビニの買い物で言い合いって…」
詩織「ちょっと変かもね」
A「あの言い合いを見てると、その子が可哀想で…。心配になっちゃう」
葵「まぁ、でも…店員だから下手に介入出来ないよね」
真里亜「それで、トラブルになったら大変だし」
A「そうだよね…。まぁ、見守ろうと思う…」
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さら - はじめまして!!更新凄く嬉しいです!!ずーっと前から読んでて久しぶりに見たら更新されてたので、早速読みました!!移動もおめでとうございます!!これからもお話楽しみにしてます!!寒いので、お体には気を付けてくださいね!! (2023年1月31日 23時) (レス) @page7 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あきか | 作成日時:2023年1月30日 20時