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。゜+゜。〇-Episode9:婚約者失格?-〇。゜+゜。 ページ14

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車に乗り、和田家を出発して30分程で目的地に到着する


沙耶「ここ…ですか?」

和田「そうだよ。ここが、今回のパーティー会場」


周りが森のようになっていて、奥に小さな迎賓館がある


浩大「今回は、俺も会場内に入ります。あと、龍たちも待っていると思います」

沙耶「そうなんですか?」

和田「何が起こるか分からないからね」

沙耶「はぁ…」


幸いにも、このパーティーには近衛家は参加していない

しかし、様々な家柄の人物が参加しているため、中には沙耶をよく思わない令嬢などもいる可能性があるのだ

危害を加えられないよう、護衛の篠宮を含め和田一族で沙耶を守ろうという作戦だ

迎賓館に入ると、入り口付近で龍と鞠子が待っていた


龍「あ、来たきた!」

鞠子「お待ちしてましたよ」

沙耶「へ…!?龍さんと鞠子さん…!?」


パーティー用に、龍は前髪を上げてワックスで固めていた

タキシード姿も決まっており、バレエで培った姿勢の良さでさらに品が良く見える

鞠子も長い髪をシニヨンでまとめていて、大きなリボンの髪飾りをしていた

ドレスも淡い黄色のドレープがたっぷりで、普段とは違って『お嬢様』な雰囲気だった


鞠子「やーん!沙耶さんのドレス、可愛い〜!!」

沙耶「本当ですか?鞠子さんも、凄く似合ってます」


キャッキャッと話す2人を見て、和田は嬉しそうにしている


和田「すっかり、沙耶と鞠子は仲良しになったね」

龍「年齢も、1つしか変わらないし。沙耶ちゃんが鞠子のファッションセンスに憧れてるっぽくて、いろいろ相談してるみたいだよ」

和田「そうなんだ。それは知らなかった」

浩大「良い関係になりそうだな」


そんな話をしていると、1人の男性が和田に話しかけてきた

和田と仕事で交流のある人物で、軽く挨拶を済ませる


沙耶「うわ…。こういう場でも、優希さんは忙しそう…」

鞠子「仕方ないですよ、次期当主ですから。こうやって優希さんが挨拶に出られると、沙耶さんを1人にしないといけなくなります。その際に私たちが一緒にいれば、沙耶さんを危険にさらすことはないでしょう」

龍「そういう意味もあって、一緒に行動させてもらうよ」

沙耶「はい…!!」


挨拶を済ませた和田が戻ってくる


和田「ごめんね、席を外しちゃって。さて、そろそろ会場に入ろうか」


和田に背中をポンと押され、パーティー会場の中へ入っていく




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作者名:あきか | 作成日時:2022年11月26日 0時

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