。゜+゜。+ Mission37-願い事は「メリーさん」にお任せ?- +。゜+゜。 ページ33
.
マルス「マスターも、いよいよ本気になりつつある…。だから、俺たちも…今まで以上に本気でいかないとだ!!」
サターン「…なら、久しぶりに行かせてほしい」
メルキュール「つまり…何か作戦があるの?」
サターン「あぁ。地球の文化…そして、人間の特性を活かしてメガインベーダーを暴れさせようと思う」
メルキュール「出たー…サターンの地球の文化を利用する作戦。今度こそ、上手くいく?」
サターン「それは分からない。でも、やってみる価値はある」
1つのナノインベーダーが入った小瓶が浮き上がる
プルート「あー!」
ジュピテール「またこのパターンか…」
ヴェネレ「じゃあ、今回は任せていい?」
サターン「もちろん、任せてくれ」
ナノインベーダーが入った小瓶と、保管ケースを渡すヴェネレ
サターン「ほら、行くぞ…メル」
メルキュール「へーい…」
.
数日後…
北第一中学校
1年2組
海琉「おはよー」
小田「あ、海琉おはよう!」
海琉「…あ、今日は日直だった!日誌を取ってくるの忘れてた」
小田「まだ間に合うよ。職員室に行って来なよ」
海琉「うん!」
女子生徒A「ねぇ、これ…いい?」
女子生徒B「え、これって…」
海琉「?」
教室の隅で、コソコソとスマホで何かやり取りをしている生徒がいる
女子生徒A「これ、絶対にやってね。そして、3日以内に他の人に…」
女子生徒B「うん…分かったよ」
スマホの画面に、QRコードが表示されているのが見える
海琉「(何だろう、あれ…。QRコードの交換…?)」
.
夕方
秘密警察本部
星輝「あー!それ、『メリーさんにお願い』ってやつだな」
海琉「メリーさん?」
久保「何それ?」
悠仁「何だ、中学では流行ってないのか?何でも願いを叶えてくれるっていうやつだぞ」
長瀬「西館高校では、めっちゃ噂になってるぞ」
小田「そうなの!?」
稲葉「僕も初めて聞いた…」
飛翔「どんなモノなの?」
星輝「『メリーさん』っていう名前のアカウントから、自分のLINEに突然URL付きのメッセージが送られてくるんだって」
小田「突然!?」
久保「でもさ、そんなの…怪しくて手を出せなくない?」
悠仁「だから、最初の頃は全然だったみたい。でも、一部の人が半信半疑でそのURLのページに飛んで願い事を書き込んだら…本当に叶ったらしい」
長瀬「それが一気にSNSで拡散されて、今やブームになってるってわけ」
稲葉「へぇー…!」
.
。゜+゜。+ Mission37-願い事は「メリーさん」にお任せ?- +。゜+゜。→←。゜+゜。+ Mission37-願い事は「メリーさん」にお任せ?- +。゜+゜。
35人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あきか | 作成日時:2021年11月27日 20時