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。゜+゜。+ Mission36-瀧の秘密の恋愛事情- +。゜+゜。 ページ23

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飛翔「つまり、瀧くんは『愛のポリス』…」

星輝「……申し訳ないけど、イメージが無い」

長瀬「でも、そう名乗るってことは…誰か好きな人がいるとか!?」

悠仁「ポリスニンジャーになる前に、付き合ってた人がいたとか!?」

瀧「うーん…。まぁ、いないよって言ったら……嘘になるね」

海琉「え…」

全員「えぇーーー!?」

久保「マジでー!?」

小田「瀧くん、彼女いたんですかー!?」

長瀬「でも、納得だな。山井の恋愛相談の時、妙に冷静だったし」

飛翔「た、確かに…」

悠仁「冗談で言ったのに、マジだったのか…」

瀧「でも、付き合ってたわけじゃないよ。好きな人がいたってだけ」

久保「なーんだ、付き合ってないのか…」

小田「でも気になるー…。どんな人だったんですか?」

瀧「俺が中1の時に中3だった先輩。勉強も出来て、運動神経も抜群。美人だったし、校内の男子だったら…誰でも好きだったと思う。女子からは、憧れの存在…みたいな感じだったし」

星輝「つまり、2つ年上の人…。今は高3ってことか」

飛翔「瀧くんって、どこの中学なの?」

瀧「俺は北第二中だよ。この中で、北第二中の人いないでしょ?」

悠仁「俺たち、赤嶺中だもんなー…」

長瀬「付き合ってないとは言っても…『愛のポリス』って名乗るってことは、何かしらあったってことでしょ?」

瀧「鋭いな…。まぁ、偶然なんだけど…俺の愛犬の散歩コースと先輩の塾からの帰り道が一緒だったの。たまに時間が合うと会えたから…ちょっとおしゃべりしたりしてた。先輩は犬が好きみたいで、それをきっかけに仲良くなったんだよね」

星輝「すげー…。そうやって先輩と近づけたのって、瀧くんぐらいだったんじゃ…?」

瀧「どうだろうね?もし俺だけだったら…嬉しいよ」

海琉「今は、その先輩はどこの高校に行ってるんですか?」

瀧「分からない…。中学の卒業と同時に、別に街に引っ越すって噂があったの。だから、高校もここら辺の高校を受験してないみたい。先輩と離れるのが嫌って理由で、卒業式やその前に告白したって人が多いみたいなんだよね。でも、全員フラれたらしい」

小田「瀧くんは、告白しなかったの?」

瀧「しなかった…。ていうか、そんな勇気が無かった。ただただ…先輩が卒業する姿を見るだけで、俺の恋は終わっちゃったの」

飛翔「…」




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設定タグ:ジャニーズJr. , 少年忍者   
作品ジャンル:ファンタジー
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作者名:あきか | 作成日時:2021年11月27日 20時

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