魔法戦士リトルパルファム-10- (ページ8)

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。゜+゜。+ Miracle30-ドキドキ！ララ先輩とデート！？- +。゜+゜。ページ8

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数日後…

梅田駅前

斗亜「うー…。緊張してきたー…」

パフニャン『斗亜、大丈夫ニャン？拓哉たちから何かアドバイスは貰ったニャン？』

斗亜「西村くんには、いつも通りで大丈夫って言われたけど…」

ララ「斗亜くん、お待たせ」

斗亜「！！」

オシャレな格好のララが現れる

斗亜「(うわー…！！ララ先輩、私服姿も素敵やー…！)」

ララ「ちょっと、待たせてしまったみたいやね」

斗亜「いえ！僕も来たばかりなんで…！」

ララ「そう？それじゃあ、映画館に行こうや」

斗亜「はい…！」

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映画館

上映シアター

風雅「えーっと、俺らの席は…」

琉巧「ふうさん、ホンマにえぇの？」

風雅「何が？」

琉巧「だって…映画のチケットも、ポップコーンのセットも全部奢ってくれたやん。ちょっとくらい、俺もお金…」

風雅「そんなん、気にすんな。俺が誘ったんやから、奢らせてくれ」

琉巧「ふうさん…！」

風雅「あ、この席やな。真ん中くらいやから、ちょうどえぇな」

席に座る2人

琉巧「公開日やけど、ちょっと空いてるな」

風雅「あんまり人が多くなくて、俺は安心やけどな」

琉巧「確かに…。……あれ？」

風雅「どうした？」

琉巧「あれって…斗亜？」

風雅「へ！？」

斗亜とララがシアターに入ってくる

琉巧「あの人って…この前の美人な先輩やん」

風雅「同じ映画を観ることになったとは言ってたけど、まさかの同じ上映時間かい…」

琉巧「しかも、まったく俺らがいることに気付いてないし…」

風雅「気付かなくてえぇって…。逆に気まずい…」

琉巧「あはは…」

琉巧と風雅たちより、少し上段の席に座る斗亜たち

斗亜「あまり混んでないですね」

ララ「そうやね。まぁ、ちょうどえぇかもね」

斗亜「まだ時間ありますね…。あ、今のうちにスマホの電源切ろう…」

スマホの電源を切る斗亜

ララ「少し時間あるし、周りに迷惑にならない程度におしゃべりしよか」

斗亜「そうですね…！あの、ララ先輩は…どうして転校して来たんですか？」

ララ「そういえば、話してなかったな。実は、兄の介抱のためやねん」

斗亜「ララ先輩、お兄さんがいるんですか？」

ララ「年齢は10歳近く離れてるんやけどね。まぁ…頼りない兄やねん」

斗亜「そ、そうなんですね…」

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