魔法戦士リトルパルファム-10- (ページ30)

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。゜+゜。+ Miracle32-危険な香りと誘惑- +。゜+゜。ページ30

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琉巧「それに、あの先輩…誰かに似てる気がするんですよ。それも思い出せなくて…」

ダイゴ「ちょっと怪しいな、その先輩…」

琉巧「え、まさか…」

ダイゴ「邪悪団の謎の幹部は、女性の可能性もある。琉巧くん、ちょっと警戒してもらってえぇかな？」

琉巧「でも、斗亜が…」

ダイゴ「その先輩に告白するって言ってたな。斗亜くんのことを考えると、苦しいけど…」

琉巧「警戒は…します。斗亜を苦しめるようなことをするようであれば、止めます！もうっ…斗亜に、つらい思いはさせたくないんで…」

ダイゴ「そうやな。頼んだで、琉巧くん」

琉巧「はい…！」

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次の日

大阪星ノ宮学園

演劇部の部室

奥村「おぉ、琉巧！久しぶりやな」

琉巧「奥村先輩！」

斗亜「あれ？何で奥村先輩が…？」

奥村「俺も、今回の演劇のお手伝いをすることになったんや。元演劇部でもあるし、ナレーター係として参加する予定やで」

風雅「さすが、えぇ声で評判なだけある…」

岡崎「先輩にぴったりの仕事やね」

奥村「それにしても、部長の岡ちゃんはどこや？」

西村「え、今の演劇部の部長って…岡先輩なん？」

琉巧「みたいやで…」

バタバタと足音が聞こえ、勢いよく部室のドアが開く

岡「たたたた、大変やぁーー！！！」

奥村「岡ちゃん！？そんなに慌てて、どうしたん？」

岡「もう、これは大事件や！！文化たいの演劇、れきないかもしれんーーー！！」

奥村「落ち着いて…！岡ちゃん、ただでさえ滑舌悪いんに…余計に滑舌悪くなってる…」

琉巧「演劇が出来ないかもしれないって、どういうことですか？」

岡「実は、うちの唯一の女子部員である天王寺さんが…階段から落ちてケガしたらしいんや！病院で診察受けて、2週間は安静にって…」

斗亜「2週間って、文化祭間に合わない…」

岡「そう！！だから、ヤバいんやーー！！」

奥村「そうか…。まいったなー…。琉巧が美人な生徒さんを呼んでくれたみたいやから、安心してたけど…」

ララ「私だけじゃ、ダメなん？」

岡「最低でも、2人は女子が必要で…。メインの白雪姫と悪役の悪いお妃を演じる人が必要やから…」

西村「確かに、小人役は全員男でも間に合うもんな」

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