天気の変わり目《オリジナル》 (ページ10)

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晴れの日1 ページ10

僕は帰っても、彼女のことが頭から離れなかった

久しぶりに会ったのに彼女は僕を忘れていなかったそれなのに僕は忘れていたなんて

彼女には悪いことをしたな…

そんな、ことを考えていると

あっちゃん今日は悪かったな!
〇〇堂のケーキいつ買いに行く?

それどころじゃねぇんだよ!
僕の話聞いてくれよ!

あっちゃんおー、どうした?

これじゃ伝わりづらいから電話かけんぞ!

僕はあっちゃんにこの前あったことをすべて話した。

『はーん、伊藤さんねぇそんな子もいたような…いなかったような？でもさ、俺が断ったから会えたようなもんだろ、逆に感謝してほしいぐらいさ』

僕「なんでだよ！まあ、会えたのは良かったけど…」

『で？これから会いに行くわけか』

僕「それが…」

『はぁ！？会いづらいから俺について来て欲しい？1人でいけよ！おまえなら大丈夫だって！』

僕「いやでもさ…なにを話したらいいのか」

『おまえなぁ…なにを今更…

っそうだ、俺が教えてやるよ』ニヤ

僕「…やっぱ、やめていいか？不安なんだけど」

『なんでだよー、俺がせっかく親切に…』

僕「なんか企んでるように聞こえるからな」

『ま、まあ！聞けよ！』