Birthday . ページ49
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「A！お待たせごめんね？」
「辰哉くん、全然大丈夫だよ？ほら早く行こ〜」
今日は辰哉くんの誕生日だから、って2人でデートすることになっている。彼と付き合って3ヶ月弱呼び方が辰哉くんに成長しました。
「Aどこ行くのこれ？」
「いいから！ナビ！そのまま行って？」
彼には内緒で予約した海の見えるレストラン。彼のナビに住所だけ入れてそこに連れてって貰う。今日のために沢山用意したから喜んでくれると嬉しいんだけどな…。
「辰哉くんの誕生日お祝いできて幸せだな私。」
「5月5日だからこどもの日だから俺らに子供出来ても俺の誕生日なあなあにすんなよ？」
「えー？どうかなあ、辰哉くんとの子供だったら可愛くて忘れちゃうかも」
なんてふざけて言う私たち、まだ付き合って3ヶ月だから結婚を前提に付き合ってはいるけどまだ正式に結婚しようなんて話すら出ていない。
「ほら、もうすぐ海見えるよ」
「うわあ！綺麗！もう海でサーフィンしてる人とか居るよ」
「サーフィンは5月位からできるからな？ここ？目的地」
「そう！じゃあ、辰哉くん目隠しして」
そう言ってわたしは辰哉くんに可愛い目隠しを渡して彼と手を繋ぎながら海の見えるレストランへと入った。
「すみません予約してあります。Aです。」
「承っております。こちらにどうぞ」
そう言って通されたのは飛びっきり綺麗な席。
目の前には綺麗な海が広がっていて青い空とマッチしている。
「本当はね、どっか旅行って思ってただけど泊まりは恥ずかしいからサプライズで用意しちゃった。」
「A…。」
美味しそうな料理が出てきた。ちゃんと辰哉くんが大好きなもので用意してもらって2人で美味しく食べた。
「A本当にありがとう、めちゃくちゃ美味しいわ。」
「辰哉くんお誕生日おめでとう。これね、大したものじゃないんだけどお誕生日のプレゼント。」
そう言って渡したのは紫色のカーネーション12本と腕時計。
「カーネーションって母の日じゃん？」
「カーネーションの12本の花束には愛情とか感謝って意味があるんだよ？それに辰哉くんはうちの課のママだからね？」
「Aわざわざありがとう腕時計連休明けからマジで使う。新しいの欲しかったんだよね」
「これからも一緒に歳とって行ってね？」
そう言って辰哉くんと海が綺麗に見えるテラスで触れるだけのキスをした。
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はる(プロフ) - みきさん» お返事遅くなってしまい大変申し訳ありません。みき様いつもありがとうございます。行き詰まった時などに残り話数で阿部さんの告白シーンよりストーリーちょこちょこと書かせて頂きますのでどうか更新お楽しみにお待ちくださいませ。素敵な阿部さんとの恋愛をお楽しみに (2020年2月20日 1時) (
レス) id: 59e28b3d8d (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - これから描かれる阿部ちゃんとのストーリーも気になりますが、出きれば、深澤くんのストーリーでの番外編で、阿部ちゃんとのハッピーエンドでのストーリーも描いていただきたいです。 (2020年2月17日 6時) (レス) id: 5ca5d758c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる | 作成日時：2020年2月9日 18時
