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朝いつも通りの時間に私は家を出た。いつも通り過ごしてるしいつも通りの毎日で、だけど今日は深澤くんと夜デートと呼ばれるものをする。
昨日の宮舘さんの言葉で私は決心した。
今日、深澤くんにきちんと自分の気持ちを伝える。
私は阿部さんのことが好き。そう伝えないといけない。
私はちゃんと阿部さんと向き合いたい、深澤くんはやっぱり私にとって上司として尊敬はしてる。だけど阿部さんといる時私は自然体でいれて阿部さんとなら幸せになれる気がするんだ。こんなことをしたら深澤くんには失礼かもしれない。だけど深澤くんのことも気になっていたのも事実で、これからも上司と部下として良い関係ではいたい。
『阿部さん、今日お昼空いてますか？』
『空いてるけど、どうしたの？』
『いえ、お昼一緒にどうかなと思って』
『いいよ、一緒に食べよっか。チョコ期待してていい？』
阿部さんはとっても優しい。こんな中途半端なわたしでもちゃんと向き合ってくれる。チョコ期待されるほど美味しくはないかもしれないけど…。
「おはようございます〜。」
「おはよう〜。」
渡辺さんが珍しくもう居る。既に渡辺さんも佐久間さんもみんなたくさんのチョコを女子社員から貰っていた。見る限り隣のオフィスに居る蓮もチョコを貰っていてみんなやっぱりモテるんだなと思った。
「渡辺さん、佐久間さんこれ、私からです。どうぞ〜」
2人には手作りではなく有名なパティスリーのチョコを渡した。手作りはやっぱり彼に渡したいから。
宮舘さんは昨日付き合ってくれたし出来たてを渡したけど。
「蓮、これチョコあげるよ。」
「え、いいの？ありがとうA。」
お世話になってる人にはみんなしっかり渡して仕事を始めた。お昼には阿部さんと話せるからそれまで心を落ち着かせないといけない。だけどやっぱり緊張するし怖いな。
「A、お昼行こっか？」
お昼休みになると阿部さんは隣の席から声を掛けてくれて一緒にオフィスをでた。
「Aから誘ってくれて嬉しいよ、ありがとうね？」
「いえ、そんな…だけど、緊張しました」
「期待、していいの？俺？」
「今日深澤さんにちゃんと伝えてきます。私は深澤さんとは付き合えないですって。」
「そっか…。え？付き合えない？」
阿部さんは自分が今、振られると思ってたみたいで胸を落としてた。そんな阿部さんが見れるの思ってなかった。
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はる(プロフ) - みきさん» お返事遅くなってしまい大変申し訳ありません。みき様いつもありがとうございます。行き詰まった時などに残り話数で阿部さんの告白シーンよりストーリーちょこちょこと書かせて頂きますのでどうか更新お楽しみにお待ちくださいませ。素敵な阿部さんとの恋愛をお楽しみに (2020年2月20日 1時) (
レス) id: 59e28b3d8d (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - これから描かれる阿部ちゃんとのストーリーも気になりますが、出きれば、深澤くんのストーリーでの番外編で、阿部ちゃんとのハッピーエンドでのストーリーも描いていただきたいです。 (2020年2月17日 6時) (レス) id: 5ca5d758c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる | 作成日時：2020年2月9日 18時
