占いツクール
検索窓
今日:10 hit、昨日:45 hit、合計:106,187 hit

32 ページ33

.




今日も当たり前の仕事を終え、終業時間。
約束通り蓮が私の部署へ迎えに来た。深澤くんとか阿部さんは蓮を見て変な顔をしていたが渡辺さんだけは蓮のことを見てニコニコして今度飲み行こうなと言っていた。




「A〜終わった?」




「お待たせ、終わってるよ。行こ。皆さんお疲れ様でした、お先に失礼します。」




「A!」




「ん?どうしたんですか深澤課長、なんかミスありました?」




「いや、そうじゃなくて」




「?じゃあなんかありましたか?」




「いや、やっぱ大丈夫気を付けて帰ってな。」




深澤くんは名前を呼ぶだけ呼んで特に何も言わずにデスクへ戻って行った。




「A?どうした?大丈夫?」




「うん、大丈夫行こ。」




そう言って来たのは大学生時代蓮と2人で良く来た公園。高台に合って街が一望出来る綺麗な公園だ。
お金が無いからって2人で並んでここまで来てはくだらない話をずっとした。




「ごめんね、呼び出して。」




「答え、聞かせてくれるんでしょ?」




「うん、ごめんね蓮。私、ッ…」




ちゃんと蓮に言おうとした。だけど蓮は私に涙を見せながら抱き締めてきた。これ以上は言わないで欲しい。そう訴え掛けてきているようだった。




「ごめん、ごめんね蓮。ちゃんと言わなきゃ。」




「このまま、聞きたい。顔今見られたくないから」




蓮はそう言うと私に顔を見られないようにずっと強く私を抱き締めていた。




「ごめん蓮。私やっぱり蓮とは元通りになれないや。蓮が私の前に戻ってきてくれて、本当に嬉しかった。だけど私たちにとってこの3年は長過ぎたよ。もう元通りに戻れない所まで来てたんだよ。大好きだったよ。蓮。」




「ごめん、A。俺がもっと早くAの前に現れていたら、戻ってこれてたらもっと違ったのかな?」




そう、かもしれない。私がこの気持ちに気付く前に蓮が私の前に現れていたら私が蓮に抱き着いて蓮と同じようにまた付き合って欲しいって言っていたかもしれない。だけど、もう遅いよ。




「俺も、Aのことっ…本当に…大好きだった。今もずっとAが大好きなんだ。だからしばらくはこのままで居させて。最後だから。最後の俺の我儘だから」




蓮が最後の我儘といった私も蓮を感じれる最後にしようと思って、蓮の背中に腕を回した。




何分経っただろうか、夕焼けだった空ももう暗くなって一望できる街は夜景に変わっていた。



「本当にありがとう」

33→←31



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (82 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
279人がお気に入り
設定キーワード:SnowMan , 深澤辰哉 , 阿部亮平   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

はる(プロフ) - みきさん» お返事遅くなってしまい大変申し訳ありません。みき様いつもありがとうございます。行き詰まった時などに残り話数で阿部さんの告白シーンよりストーリーちょこちょこと書かせて頂きますのでどうか更新お楽しみにお待ちくださいませ。素敵な阿部さんとの恋愛をお楽しみに (2月20日 1時) (レス) id: 59e28b3d8d (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - これから描かれる阿部ちゃんとのストーリーも気になりますが、出きれば、深澤くんのストーリーでの番外編で、阿部ちゃんとのハッピーエンドでのストーリーも描いていただきたいです。 (2月17日 6時) (レス) id: 5ca5d758c8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:はる | 作成日時:2020年2月9日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。