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過去に入ります。(part2)

私も実験台として連れ去られ、手に鎖を付けられた。
正直、この生活は嫌だ。
(人2)「ここから出たいな」
そんな独り言ばかり言う日々。
もう、半分以上外に出るなんて諦めていた。

?「―――外に出たいか?」
聞こえるはずの無い声。
なぜなら私は、今箱の中に居るのと同じ状況だから。
(人2)「どこ?どこに居るの?外に出れるの…?」
?「そっちじゃない。反対だ」
言われた通り、後ろを見た。

(人2)「…誰?」
白い髪で赤い目の男の子。
マフラーをしているけれどその先は龍の頭みたい。
影「我か?我は影オロチ」
(人2)「私は(人2)。影オロチ、ここから出してくれるの?」
影「ああ、簡単にな」
(人2)「どうやって?」
影「お前は半妖なんだ。だから妖怪にも、人間にもなれる。どちらになるかはお前次第だがな」
(人2)「速攻決まり。妖怪になる」
影「そうか。人を捨てるのだな」
(人2)「こんな生活うんざりしてたからね。やっと楽しく生きていける」

…神様。
私を半妖として生まれさせてくれてありがとうございます。
(人2)「妖怪になりたい!!」
薄ピンク色の霧が私を包む。
霧が晴れた時、私は妖怪になった。

影「なることが出来たな。後ろの龍は家族か?」
へ?龍??
後ろを向くと藍色の龍が居た。
(人2)「えーっと…零!アンタは零ね!」
零「きゅる〜!!」

それから、外へ出て影オロチに色々教えてもらった。
(人2)「影オロチ、あの建物は何?」
影「ああ、あの建物はな…」
すごく楽しかったのに、神様はやっぱり意地悪で。
影「(人2)!!危ない!!」
(人2)「え?うわぁぁぁぁ!!」
今度はウバウネに連れ去られた。

(人2)「痛いっ…え?」
必死に抵抗したけど無駄で、あっけなく怪にされた。

――――――
(人2)「んで、さっきの状況になる」
A「…私より酷かったんだね」
土「影オロチは?」
(人2)「まだ、会えないよ…」
女「簡単に見つかる物よ」
(人2)「ぽへ?」
女「はい♪」
影「いったい何を…(人2)!?」
(人2)「久しぶり−!」
影「良かった…。無事だったのだな」
A「少し、しくじったけどね」
鈴「クゥゥ」
零「キュルゥ」
(人2)「そうだね。怪になったし」
影「でも無事で何よりだ」
今日も平釜平原は平和…なのか?

――――――
なんかフラグ立ちまくって大変だった…

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スターフラン(プロフ) - 美香さん» 私もそれを見て学びました!面白いですよね、ナビルナ! (2016年1月31日 15時) (レス) id: d44d9ad5fa (このIDを非表示/違反報告)
美香 - 私も少しだけど九字が分かります!私はナビルナと言う本で知りました!みてくれるといいな〜と思います! (2016年1月30日 10時) (レス) id: c492ea5fd1 (このIDを非表示/違反報告)
スターフラン(プロフ) - はい!頑張りました!! (2015年10月9日 7時) (レス) id: 019669092b (このIDを非表示/違反報告)
ふぶき姫と百鬼姫の夫はこの俺だーー!! - 頑張ってください!! (2015年10月7日 17時) (レス) id: 59fc82a1c0 (このIDを非表示/違反報告)
スターフラン(プロフ) - 頑張るよ! (2014年11月29日 18時) (レス) id: 019669092b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヴィクトリア†・スターフラン | 作成日時:2014年10月2日 17時

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