怒号は白群色。 ページ36
○
と、その時。
ガコンっと大きな音がすると共に及川さんがこっちへ倒れ込んでくる。
｢クソ川ぁぁぁぁ｣
なんて怒号が鳴り響く。
綺麗に及川さんが胸にダイブしてきて『うぐっ』っと二つの意味で声が出た。
｢何しとんじゃボケェ！｣
と青葉城西の副主将、岩泉さんがついさっき及川さんのいた場所にいる。
｢びっくりしたわぁ。
A、大丈夫か？｣
なんて信介に心配されて『だっ、大丈夫かな。それより及川さん』なんて倒れ込んできた及川さんの背中をさする。
｢す、すまん｣
なんてまさか及川さんが倒れ込んだ先に人がいるとは思っていなかったのか岩泉さんが謝る。
『あぁ、大丈夫ですよ』
なんてかろうじて声を出すが心の中はバクバクだ。
すると見かねたのか黒尾さんも出てきて
｢いやぁ、及川くん。いくらなんでもうちのマネとの距離感、近すぎませんかぁー？｣
なんて煽りまで来る。
｢ってか北くんも、しっかり守らないとー｣
なんて信介まで言われている。
｢そやったな。すまん｣
なんで色んな人から謝られた。
『ちょ、及川さん。ほんとに大丈夫ですか？』
なんて声をかけるとお腹の方から｢だ…大丈夫…心配してくれてありがとう。｣なんて声が聞こえる。
｢クソ川ー、起きろや。｣
なんて岩泉さんが煽って｢酷いよ岩ちゃんっ！｣と勢いよく及川さんが頭をあげるものだから私の顎に及川さんの頭が激突する。
『いだっ』
なんて言う色気のない声と共に顎に結構な衝撃が来た。
｢ごっ…ごめん。頭ぶつかったよね｣
なんて至近距離で言われて私のライフはもうゼロだった。
『大丈夫、大丈夫ですから…
はぁ…びっくりするくらい災難と幸福が交互に来る。』
なんて言って信介に寄りかかると｢ほんま、災難続きやなぁ。｣なんて笑われた。
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びとうぃーん。(プロフ) - らうさん» コメントありがとうございます！研磨君ですね。続編ではそこそこの段階で絡ませる予定ですのもう少々お待ちください！ (2022年10月9日 14時) (
レス) id: 8763e2b648 (このIDを非表示/違反報告)
らう(プロフ) - すごく面白くてお気に入りの作品です！！よろしければ研磨くんとの絡み見たいです、、、これからも応援してます！ (2022年10月9日 13時) (レス) @page46 id: 246f941ca2 (このIDを非表示/違反報告)
びとうぃーん。(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！これからも出来るだけ更新し続けららるよう努力致しますので今後ともよろしくお願いします！ (2022年10月6日 7時) (レス) id: 8763e2b648 (このIDを非表示/違反報告)
りん - すごく面白いです！更新頑張ってください！！ (2022年10月5日 23時) (レス) id: a9de40c3c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びとうぃーん。 x他1人 | 作成日時：2022年9月24日 16時
