柱は私の虜

心配性 ページ20

Aside

『さっ、そろそろ帰ろっか』

不「あァそうだなァ」

時「うん。それよりA、1人で大丈夫？僕達が送ってあげるよ？」

無一郎はほんとに天使。

『大丈夫だよ！もう16歳だしね』

不「いや、歳は関係ねぇだろォ。性別の問題だ」

性別、か。私は女で不死川さん達は男。それもあるのか。でも私は柱だしそれなりの実力はある。

『でも私は柱だから』ｴｯﾍﾝ

時「･･･なんか余計心配になってきたかも」

不「奇遇だなァ俺もだ」

2人とも私はほんとに大丈夫だから！ほんっと昔から心配性だよね。この2人は。

『ふふふふ心配しないで』

不「笑い方きめぇ」

『うるさいです！』ﾌﾝｽｯ

時「」尊い･･･

不「」反則だァ･･･

？？？

不「まぁもしお前に何かあったらすぐ駆けつけてやるから安心しなァ」

『あ、はい！ありがとうございます！』

時「かん、起きて」

かん「ｽｰｽｰ」

かん全然起きない。

でもあの手を使えば必ず起きる。

時「かん！Aが大変なんだ！今すぐ起きて！！」

かん「カァー！！」ﾊﾟﾁｯ

やっぱり。かんはAが危なくなるとすぐ起きるから。それがたとえ嘘でもね。

かん「ドウシター大丈夫カー？」

時「かん、騙してごめんね。Aは普通だよ」

かん「騙スナー！俺ハ寝ルカラナ！」

時「待って。寝る前に1つお願いがあるんだ。Aの事で」

『私の･･･事？』

かん「！！ナンダ」

時「Aに何かあったらすぐに僕達に伝えて。今かなもどこにいるかわからない状況。そしてかなは必ずAを狙いに来る」

私を･･･狙う･･･

かん「必ズ伝エル」

時「ありがとう。期待してるからね」

かん「任セトケー！ンジャオヤスミ」ｽｰｽｰ

寝んの早！

無一郎がかんと話終わると不死川さんと一緒に帰っていった。

時「じゃまたね！」

不「また明日なァ」

『うん！ありがとう！またあしたね！』

そう挨拶をして私も自分の屋敷へと戻った。

まさか"明日"が来ないなんて誰も1mmも思っていなかった。


予告〜

よもや！俺は煉獄杏寿郎だ！予告を担当する！これからよろしくな！！

早速だが！

今まではあまり戦いもなかったな？それが次回から大きな戦いに変わる！！

柱やかまぼこ隊それに村田！そして皆大好きあの先輩も登場！？

ははは！次回が楽しみだな！

それじゃあまた次回で会おう！！またAに会えるのを楽しみにしている！！

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