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再依頼のやくそく ページ5

「ーーーなんだい、アンタたちまだ漫才やってんのかい?」


お登勢さんの言葉に僕たちは振り返ると、すでに帰ろうとしていた。


「あれ?お登勢さん、お菊さんに会わないで帰っちゃうんですか?」


僕の言葉に、お登勢さんは盛大にため息をはいた。


「何言ってんだい。そんなのとっくだよ。アンタたちの漫才につきあってたら日が暮れちまって仕方ないだろう。店もあるし、もう帰るさ。」



そう言って、お登勢さんは本当に帰っていった。そして、お登勢さんと入れ替わりやってきたのは水野のお爺さんだ。



「あの…万事屋さんに依頼させてください。お菊を殺した犯人を捕まえて欲しいんです。」



お願いします、と頭を下げる水野さんの気持ちがひしひしと伝わってきた。僕と神楽ちゃんは銀さんを見上げる。


「・・・銀さん。」

「・・・銀ちゃん。」



僕達をちらりと見ると、銀さんは真っ直ぐ水野さんを見つめた。




「ジイさん、俺達の報酬は高いぜ?こっちにも生活がかかってるからな。」



その言葉に水野さんは、ゴクリと唾を飲み込んだ。僕たちは不安な気持ちで銀さんを見る。


「わかってます。私にも覚悟がありますから。」





銀さんは、心配そうに子犬を見つめていたAちゃんの頭をなでた。




「報酬は、勿論その犬、ちゃんと引き取ってもらうぜ?痴呆だか認知症なんだか知らねェーが、今更いらねェじゃこっちも困るんだよ。犬の飼育費なめんなよ。」





僕達は銀さんの言葉に安心すると、そのまま水野さんを見た。彼は銀さんの言葉に驚いていたが、次の瞬間子犬を抱き上げると、笑顔で頷いてくれた。


「私も独り身になってしまって、寂しいと感じていたんだ。この子を大事に育てさせていただきます。」



「依頼成立だな。」



僕と神楽ちゃんはにっこり微笑むと、水野さんに近寄った。

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設定タグ:銀魂 , 坂田銀時 , ジャンプ   
作品ジャンル:SF
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早桃 - めっっっちゃ好きです、、、。これは神作品に出会ってしまったぞ!続きが気になりすぎますゥ゛ゥ゛ゥ゛! (2022年4月5日 23時) (レス) @page31 id: 636f4996a9 (このIDを非表示/違反報告)
printemps(プランタン)(プロフ) - ナツメさん» よろしくです!! (2020年6月11日 7時) (レス) id: adf0bec428 (このIDを非表示/違反報告)
ナツメ(プロフ) - printemps(プランタン)さん» プランタン様、コメントありがとうございます!更新を喜んでいただいて嬉しいです。今後ともよろしくお願いします!! (2020年6月11日 2時) (レス) id: a56d032004 (このIDを非表示/違反報告)
printemps(プランタン)(プロフ) - わーい!更新されてら (2020年6月9日 9時) (レス) id: adf0bec428 (このIDを非表示/違反報告)
ナツメ(プロフ) - 常夏さん» 常夏様、返信が遅くなり申し訳ありませんでした。コメント、ありがとうございます!!今回漸く更新しました。スローで申し訳ありませんが、頑張って今後も更新できればと思います^_^ (2020年6月9日 4時) (レス) id: a56d032004 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナツメ | 作者ホームページ:http  
作成日時:2019年12月25日 20時

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