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「私、サバイバーの皆さんと仲良くなりたいんです。」
そう言うと、美智子さんはお茶を優雅に啜り、ちらっと私を見る。
「Aちゃん。そうやな、仲良くした方がためになるんかなー？そーか、仲間かぁ、よしや、Aちゃんの気持ちを尊重しよか。」
さっきのホワほわした空間は冷たく背筋が伸びるような感じがする。ちょっとした冷や汗が流れる。
「ごめんなぁ、ちょいと驚かせてしもうたわ。そうやね、英会話をできんとなぁ。うち基礎ぐらいできるから教えたろうか？」
「美智子さん！」
「ふふ、Aちゃん、教えてあげる代わりに友達になってくれんか？」
「え、是非！美智子さん！」
美智子さんは目を細めて私を見てニコリと笑った。
「出来れば、さん付け辞めてくれへん？友達なのにけったいやん。」
こうして、数時間美智子ちゃんと英会話の練習をする。私の物覚えが悪いせいで美智子ちゃんに迷惑をかけてしまった。けど、あいさつ程度は覚えることが出来た。でも、本当にあいさつ程度だからね？
「もうこんな時間や。部屋まで送ろか？」
「道が分からないのでお願いします！」
そういうとニッコリと笑いほな、行こかと笑う。でも少し顔を赤らめてもじもじと体を揺らし喋りにくそうに話す。
「あんな、Aちゃん。うち友達出来て嬉しいわ。」
「うん。私も！あっ、私のこともAって呼び捨てで呼んでもいいからね！」
美智子ちゃんはいままで以上にニコっと笑い私に抱き着く。
「ほんま、かわええわA！また来てな待ってるで！」
「うん！」
そうして、姐さんは部屋を出ていき、ハンターの館の出口へと向かうサバイバーの館とは内装が違くて、所々豪華である。あと、大きい。
だけど、暗く不気味な道、大きな時計の時間を刻む音、何処からか見られているような視線に生きた心地がしない。
少し怖った。美智子ちゃんは優しくて信用できるのだが、ほかのハンターに殺されかけたのだからもし鉢合わせてしまったら恐怖で可笑しくなりそうだ。そんな私に気づいたのか美智子ちゃんは私に近づきよしよしと頭を撫でてニコと笑った。
「大丈夫やで、うちが守ってやるな？｣
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お茶漬け - ずっと前に拝見させていただいて更新待ち望んでいました！ありがとうございます！ (2023年4月14日 22時) (
レス) id: a77a23dd40 (このIDを非表示/違反報告)
マシロ＿mashiro(プロフ) - 更新再開ありがとうございます！！！ (2023年4月9日 13時) (レス) @page7 id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
花恋(プロフ) - 更新再開めっちゃ嬉しいです！これからも応援してます！ (2023年4月9日 13時) (レス) @page16 id: e938aee02d (このIDを非表示/違反報告)
ひあの(プロフ) - すんごく面白いです！更新再開待っております！ (2023年2月1日 7時) (レス) @page21 id: 426f9a3d0f (このIDを非表示/違反報告)
怜愛(プロフ) - 更新再開待ってます！！ (2022年8月12日 18時) (レス) id: 838aea0df5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すぐ消える | 作成日時：2020年3月22日 1時
