NOC..48 〃 ページ48
A「すご…まるでタマゴの中みたい」
コナンは真ん中の台座に気づく
コナン(あれ？なんだこれ)
カチ
カチ
小五郎が蝋燭に火をつけた
白鳥「棺のようですね」
小五郎「造りは西洋風だが、木で造られてる。それにしてもデカい錠だな」
安室「夏美さん、もしかしたらあの鍵…」
夏美「え？…あ、そっか！」
ガチャン
夏美「この鍵だったのね…」
コナン(てことは…この棺の中に)
小五郎「開けてもよろしいですか？」
夏美「は、はい」
小五郎「ふぬっ！結構重いぞ…」
ガチャ
白鳥、夏美、小五郎、安室、Aがのぞき込む
小五郎「遺骨が一体、それにエッグだ。エッグを抱くようにして眠っている」
安室「夏美さん、この遺骨は曾お祖父さんので？」
夏美「いえ…多分、曾祖母のものだと思います。横須賀に曾祖父の墓だけあって、ずっと不思議に思っていたんです。もしかすると…ロシア人だった為に先祖代々の墓には葬れなかったのかもしれませんね」
安室「なるほど。そうかもしれませんね」
するとセルゲイがエッグを見せてくれと頼むと
夏美は遺骨の上のエッグを取り、セルゲイに渡した
セルゲイ「底には小さな穴が開いていますね」
パカ
セルゲイ「え？」
A「からっぽ？」
セルゲイ「そんな馬鹿な…」
青蘭「どういうことかしら？」
コナン(から？)
歩美「それ、マトリョーシカなの？」
青蘭「マトリョーシカ？」
歩美「あたしんちにその人形あるよ。お父さんのお友達がロシアからお土産に買ってきてくれたの」
小五郎「なんだその…マトリョーシカって」
青蘭「人形の中に、小さな人形が次々に入っているロシアの人形です」
安室「なるほど…確かにそうかもしれませんね。見てください」
小五郎「ん？」
安室「中の溝は入れたエッグを動かないように固定するための物のようですよ」
セルゲイ「そうですね」
パン
小五郎「くそぉ。あのエッグがありゃあ確かめられるんだが…」
白鳥「……エッグならありますよ」
A「えっ」
白鳥「こんなこともあろうかと、鈴木会長から借りてきたんです」
小五郎「お前…黙って借りてきたんじゃねえだろうな〜」
白鳥「い…嫌だな、そんなはずないじゃありませんか；」
セルゲイ「早速試してみましょう」
白鳥はセルゲイに渡した
セルゲイ「……」
カチ
小五郎「ピッタリだ…」
セルゲイ「つまり喜市さんは2個のエッグを別々に造ったんじゃなく…2個で1個のエッグを造ったんですね」
安室(……)
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touko(プロフ) - 常夏さん» 笑っちゃいましたか？wありがとうございます(*^^) (2021年6月25日 18時) (
レス) id: 58e5d2271e (このIDを非表示/違反報告)
常夏(プロフ) - ぷよぷよで思わず吹きましたw (2021年5月4日 21時) (レス) id: 3853130063 (このIDを非表示/違反報告)
satuki - ぷよぷよって (2020年5月29日 15時) (レス) id: aaa66f7ff8 (このIDを非表示/違反報告)
杉中(プロフ) - 架印�靴気�» 知ってますがこの小説書いてだいぶ経った頃にメアリーがハーフと分かったんですよ。シリーズでヒロインのセリフでハーフと書いた所が何個かあると思うんですが書き換えるのが時間いるのでそのままです (2019年4月15日 23時) (レス) id: 875825bbf7 (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - NOC..7 夢主はクオーターですよ。お母さん（メアリーさん）が、日本とイギリスのハーフです。 (2019年4月15日 14時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：suginaka
| 作成日時：2018年4月14日 15時
