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そして、二人を見つけられないまま夜になってしまう。
「くそ！柿原のやつどこに行ったんだよ！」
良平くんはイラついていた。
「良平、これだけ捜しても見つからないって…
もう遊園地出たのかも」
「………」
二人は柿原のせいでアトラクションに乗ることも楽しむことも出来なかった。
＊＊＊
その頃Aと柿原は観覧車の前に来ていた。
「ねえかっきー、
いい加減に二人と合流しないとだめよ」
「まあまあ、これに乗ってここから捜しましょ」
「………」
Aは携帯を開き、電話をかけようとしたが
(あれ？電源が入ってない…なんで)
長押ししたら起動した。落としたときに壊れたわけではないようだ。
(もしかして…)
「かっきー、もしかして電源切ったの？」
「……そうですよ」
「なんで…なんでそんなことすんの？」
急に真剣な表情をする柿原は
「Aさんとデートしたかったからです。
良平とお化け屋敷なんて行かせたくなかった」
「え？」
「Aさんがキャーキャー言って、
良平にくっつくんだなと思うと嫌だから…」
「なにそれ。そんな理由で…ふざけないでよ！
それに私は…お、お化け屋敷なんて怖くないわよ！」
「好きなんですもんAさんの事が！」
「っ！」
「好きな人とデートしたいって思う事の
なにが悪いんですか？」
自分の気持ちを正直に言う。Aは困惑した。
前にも云われたことがある。
「かっきー…」
良「柿原！！！」
柿「げ…良平」
「良平くん、麻里奈ちゃん！」
良平くんは柿原を見つけると首を締めた
柿「うげっ！く、苦しい…！」
良「お前ふざけんなよ！！お前のせいであれから
なんにも乗ってないんだからなっっ！」
井「バ柿原…」
と麻里奈は呟いた
柿「ごめん！ちょ…悪かったって！
Aさんと居たかっただけだから…っ」
麻里奈からもしばかれる。
耳を引っ張られてしまう柿原。
井「もう帰るぞ！お前は櫻井さんにしばかれろ！
ってことで…Aさん、私達帰ります！」
「頭の傷は大丈夫なの？」
井「はい、お陰様で。でも一応病院行ってきます
それじゃあ失礼します」
「うん、ごめんね。またね！」
井「はーい！行くぞバ柿原！」
柿「いててて！分かったから耳引っ張らないで〜！」
柿原をひきずってでも帰った麻里奈。
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りさち(プロフ) - はじめまして！私も良平さんファンなので、読んでてニヤニヤしちゃいました！あと勝手ながらボードの方にもメッセージ送るで、読んでくれたら嬉しいです。 (2019年8月9日 14時) (
レス) id: 41b914f6ac (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - 雨さん» はじめまして！良平さんとてもカッコイイし、良い声してるし、演技も上手ですよね(*^^)こちらこそコメントありがとうございます！ (2019年8月7日 17時) (レス) id: 3b75873965 (このIDを非表示/違反報告)
雨 - 初めまして！良平さんファンなので、とても嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年8月7日 17時) (レス) id: ea14547cbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：touko. | 作成日時：2019年8月5日 21時
