遊園地 ページ36
柿原に現地集合と言われ、入口前で待っていた
すると最初に来たのは良平くんだった。
「Aさん」
「あ、良平くん！」
「あけましておめでとう、だね」
「うん、今年もよろしくねっ」
「よろしく！」
10時20分、まだ二人がくる気配がない。
「遅いわね。なにしてんのかしら？」
「柿原は結構遅れることが多いんだよね。
これが仕事だったら俺めちゃくちゃ怒るけど」
「良平くんは遅刻したことないもんね。
さすがだわ」
「それをいうならAさんだってしないじゃん？
つか、まりなもどうしたんだろうか」
「お、麻里奈呼びしてるんだ〜、いつの間に
そんな親しくなったのかな？笑」
「いや、話が結構合ったから友達になったんだよ」
「友達か、友達ねぇ〜」
「なに？何か言いたげじゃん」
恋愛感情はないのかと聞こうとしたがやめた。
「何も？」
「ふーん。Aさんさ、
やっぱ下野の家に泊まったの？」
「うんそうよ。大丈夫、飲みすぎてないから。
誰ともキスとかしてないわ」
「ならいいけど」
人が結構増えてきている。何人かと肩がぶつかった
「痛い…」
「もうちょっとこっちおいでよ」
「うん」
良平くんに促され、Aは彼の近くで待つ。肩がぶつかるくらいの距離だった。
「………」
「………」
ぎゅ…
「…っ」
「手、繋いどこうね」
「良平くん…」
良平くんはさりげなくAの手を握る。しかしそのすぐ後に、
柿「Aさん待たせてすみません！って…
良平！なに手握ってんだよ!? 離れろーっ」
良「あーもう…！いいじゃん別に」
柿「よくねえよ！まりなは？」
良「いや、まだ来てねえけど」
てっきり柿原と来ると思ったが、柿原は1人で来た。
柿「もう少し待ってみるか。つかAさん
いつも可愛いけど、今日は一段と
めちゃくちゃ可愛い〜♡抱きたい！」
「はあ？；」
Aはスカートを履いている。普段はほとんどジーパンが多いのだが、少しオシャレをした。
良「柿原、そういう引くような言動は控えろよな。
周り誰が聞いてるか分かんねえんだから」
柿「いや〜でも本当の気持ちだし！」
(やっぱ普通のズボンとかにしとけばよかった；)
Aは心の中でそう思った。
10時30分になりようやく
井「おまたせしました！
本当にすみませんAさん！
兄がなかなか離してくれなくて…」
「いいわよ気にしないで？」
柿「兄貴となにしてたんだよ、まりな」
どうやらみんゴル対決していたらしく、なかなか終わらなかったという。
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りさち(プロフ) - はじめまして！私も良平さんファンなので、読んでてニヤニヤしちゃいました！あと勝手ながらボードの方にもメッセージ送るで、読んでくれたら嬉しいです。 (2019年8月9日 14時) (
レス) id: 41b914f6ac (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - 雨さん» はじめまして！良平さんとてもカッコイイし、良い声してるし、演技も上手ですよね(*^^)こちらこそコメントありがとうございます！ (2019年8月7日 17時) (レス) id: 3b75873965 (このIDを非表示/違反報告)
雨 - 初めまして！良平さんファンなので、とても嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年8月7日 17時) (レス) id: ea14547cbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：touko. | 作成日時：2019年8月5日 21時
