そういえば ページ24
プルルル…
《もしもし》
「A、俺…中村」
《うんお疲れ。どうした？》
「お前木村君とクリスマスするんだって？」
《うん、そうだけど》
「二人きりで？」
《良平くんには色々とお世話になってるから、
私がご馳走してあげようと思ったの。
達央と別れた時も慰めてくれたから…》
「じゃあ俺達も行くわ」
《えー…》
「は？えーってなんだよ」
良平くんと杉田は黙って聞いている
《だって中村くん、好き嫌い多いからやだよ》
「お前の作った料理なら全部食うよ」
「杉田さん、
中村さんの偏食ぶりすごいんでしょ？」
「野菜は白いのしか食べないしね。
大根？白菜？って感じだけど…
キャベツは無性に食べるねあいつは」
「絶対食う、約束するから行っていいだろ？」
《良平くんがいいって言うならいいわよ》
「いいって言ってるぜ」
「いやいや一言も…」
《そう。じゃあ来れば？》
「明日の何時だ？」
《19時よ》
「わかった。じゃあ明日な」
《はいはい》
こうして中村、杉田もAの家に行くことになった。
(なんでこうなっちゃうんだか…
てかやっぱりAさんは何とも思ってねえ！
他に誰も来ませんように！特に柿原だけは…)
その願いは叶わないのである。
良「じゃあ俺帰りますから」
中「おう、じゃあ明日な」
良「はい、お疲れさまです」
杉「なんか急に暗くなったね木村くん」
良「いやいやそんなことないですよ！それじゃ」
良平くんはゲーセンをあとにした
その10分後──
中村が三国志大戦をしている時だった
柿「おーい中村さぁん！杉田さぁん！」
杉「あ、かっきー」
中「なんだよ邪魔すんなよ」
柿「良平は！？」
杉「10分くらい前に帰ったよ」
柿「えー入れ違いかよ！」
良平くんとなかなか会えずにいた
中「何か用なの？木村くんに」
柿「聞いてくださいよ！明日Aさんの家で
クリスマスするんですって！」
杉「知ってるよ。俺達も行くことになったから」
柿「えっ!? まじか！じゃあ俺も友達(麻里奈)
連れて行きますからっ」
中「わかった。じゃあ明日Aの家にな」
柿「はーい！楽しみだなぁ〜」
もう良平捜しはいいらしい(笑)
＊＊＊
「はぁ〜…ほんとは二人きりが良かったけど
仕方ねえか。あ、そういや…
クリスマスプレゼント買ってなかったな」
良平くんは考えた結果…
「あ、この前宮野の彼女のプレゼント選んだとき、
十字架のネックレス来月買おうって言ってたな…
よし、あれにしよう。Aさんだけにあげたい」
プレゼントを買いにこの前のデパートへ行った
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りさち(プロフ) - はじめまして！私も良平さんファンなので、読んでてニヤニヤしちゃいました！あと勝手ながらボードの方にもメッセージ送るで、読んでくれたら嬉しいです。 (2019年8月9日 14時) (
レス) id: 41b914f6ac (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - 雨さん» はじめまして！良平さんとてもカッコイイし、良い声してるし、演技も上手ですよね(*^^)こちらこそコメントありがとうございます！ (2019年8月7日 17時) (レス) id: 3b75873965 (このIDを非表示/違反報告)
雨 - 初めまして！良平さんファンなので、とても嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年8月7日 17時) (レス) id: ea14547cbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：touko. | 作成日時：2019年8月5日 21時
