仕事納め2（良平くんSide） ページ21
《その事なんだけどさ…その、》
「ん、どーしたの？」
《Aさんの家で…その…
クリスマスしたいなーって。ダメ？》
「……え」
《や、やっぱダメだよな！今のは忘れて！》
「いいわよ」
《ほ、ほんとに？いいの？》
「いろいろとお世話になったし、
私がいっぱい作ってあげるわ。ケーキとか色々」
《やったぁ！楽しみだなぁ〜。
じゃあ俺、お酒いっぱい買ってもいい？》
「いいよ！じゃあお酒は良平くんが持ってきて」
《OK。Aさん唐揚げ作って！この前柿原が、
Aさんがしもんぬに作ってあげた唐揚げが
すげー旨かったって言ってたから俺も食べたい！》
「唐揚げ人気だなぁー、わかったわ」
鍋パーティーをした時のことである。
良平くんに唐揚げを作ってあげる約束をした。
《明日、19時にAさん家来るから》
「はーい」
《じゃあまた明日ね》
「うん、明日ね」
しかしこのクリスマス、二人きりのつもりが…
A大好き人間に知れてしまうのだ。
＊＊＊
次の日のクリスマス。
良平くんはこの日が仕事納めであった
「今年もお世話になったねマネージャー！」
「あまりお酒飲みすぎるなよ、良平」
「大丈夫大丈夫！」
良平くんのマネージャーは男の人。イケメンさんで
ちょっと福山雅治似。
「なんか今日機嫌いいねー。もしかして、これ？」
イケメンマネージャーは小指を立てて、彼女？と示した。
「彼女ねぇ…」
「違うの？」
「違うけど彼女だったらいいな〜と思う人かな。
その人の家でクリスマスするんだ」
「へぇ〜二人きりで？」
「そうだよ」
マネージャーはニヤニヤした
「な、なに…」
「二人きりねぇ〜〜」
「………」
「二人きりかぁ〜」
「もうハッキリ言ってくんない？」
「…押し倒して襲うなよ？笑」
「はあ!? するわけないだろ！/
付き合ってないのにそんなことしたら最低じゃん」
「でもその人も良平を家に呼ぶなんて…
まんざらでもない感じかな」
「そんなことないと思うよ、言ったの俺だもん。
俺のこときっとそんな風に見てないと思うし」
良平くんはなんとなくAが自分には好意がないと感じていた。達央と別れたばかりでしばらくは彼氏を作らないと言ってたらしいからだ。(柿原談)
「頑張れ良平！」
「なにを」
「七井Aを落とすこと」
「……；」
どうやらイケメンマネージャーには、Aの家だということが分かっていたみたいだ。そして良平くんが彼女だったらいいなと思う人物がAであることも。
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りさち(プロフ) - はじめまして！私も良平さんファンなので、読んでてニヤニヤしちゃいました！あと勝手ながらボードの方にもメッセージ送るで、読んでくれたら嬉しいです。 (2019年8月9日 14時) (
レス) id: 41b914f6ac (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - 雨さん» はじめまして！良平さんとてもカッコイイし、良い声してるし、演技も上手ですよね(*^^)こちらこそコメントありがとうございます！ (2019年8月7日 17時) (レス) id: 3b75873965 (このIDを非表示/違反報告)
雨 - 初めまして！良平さんファンなので、とても嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年8月7日 17時) (レス) id: ea14547cbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：touko. | 作成日時：2019年8月5日 21時
