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翌朝───
「う……」
Aは目を覚ました
「あ、れ……ここ、私の家…？」
右手に違和感があり、見ると
「え…良平くん？」
「ん……」
良平くんは手が動くが、起きなかった。
Aの手をぎゅうっと握った
(氷のうと氷枕…良平くんがしてくれたんだ…
でもどうしてここに…？)
氷のうをどかして、上半身を起こした
「身体が軽い…暑いな、汗かいちゃった」
「ん、んん…
ふわぁぁあ〜。あ、Aさん起きた？」
目を覚ました
「お、おはよう良平くん…
どうしてここに。私、どうなったの？」
「おはよう。昨日家の近くで倒れてたんだよ」
「そこまでは覚えてる…その後」
「実は俺の友達がここの近所でさ、
家に飲みに行こうとしてたんだ」
因みに前のAの家も良平くんの友達の家の近所だった。
「ま、また？友達多いね。笑」
「そうだね、はははっ。
で、丁度その友達の家に行く途中で
Aさんが倒れてるのを見たの。
すごい慌てたよびっくりした。
それで俺がおぶってここまで運んだんだよ」
「そうだったんだ…って、運んだ！？
重くなかった！？」
また良平くんは笑った
「重くない。ちゃんと食べてる？軽かったよ」
「食べてるよ。それより…ごめんなさい。
せっかく友達と遊ぶとこだったのに」
「あーいいって、大丈夫！
俺もごめんね、Aさんの家に泊まって」
「ううん、いいの。大丈夫よ」
「体調はどう？」
「うん、もう大丈夫だよ」
「どれ…？」
Aの額に手を当てる
「うん、下がったな。
よかった…薬効いたみたいだ」
「でも…」
「ん？」
「力が入らないみたい…」
ぎゅっと握ってみたが力が出ない
「大丈夫？」
「うん、多分…」
「あのさ、お粥作ったけど…食べれる？」
「作ってくれたの？ごめん、ありがとう。
食べれるよ」
「じゃあ温めて持って来るから、待ってて」
「うん」
Aの部屋を出て、お粥を温めた
「暑い…タオルで拭いてから着替えよう」
Aは上半身裸になり、タオルで身体を拭いた
「お待たせ───っ…ごめん！」
「きゃあっ！は、早い…っ」
温めるのに時間がかかると思ったAは油断していた。上半身裸を見られた
机におぼんを置いた良平くんはすぐ部屋を出た
(あーもうダメ。あの表情思い出しちゃうな…)
達央と付き合っていた頃の情事の事だ
「ごめん！電子レンジで温めたんだ…
早く持ってこうと思ってさ…」
ドア越しで話す
「もう大丈夫…入って」
力が入らないなか、辛うじてAはなんとか服を着た
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りさち(プロフ) - はじめまして！私も良平さんファンなので、読んでてニヤニヤしちゃいました！あと勝手ながらボードの方にもメッセージ送るで、読んでくれたら嬉しいです。 (2019年8月9日 14時) (
レス) id: 41b914f6ac (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - 雨さん» はじめまして！良平さんとてもカッコイイし、良い声してるし、演技も上手ですよね(*^^)こちらこそコメントありがとうございます！ (2019年8月7日 17時) (レス) id: 3b75873965 (このIDを非表示/違反報告)
雨 - 初めまして！良平さんファンなので、とても嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年8月7日 17時) (レス) id: ea14547cbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：touko. | 作成日時：2019年8月5日 21時
