2005年12月1日、事務所移籍 ページ11
達央と別れて半年が経った頃…
「今年のクリスマスはひとりか…
しかも今週中に青二プロダクションを
退社しなきゃ。はあ〜どこに所属しようか」
達央と別れたあと、彼と交際していた事がバレた。以前は鈴村さんとの交際のスクープもあり否定はしたものの、どっちみち達央との交際を社長に報告しなかった為に青二プロダクションに多大な迷惑をかけたとしてその責任をとり、退社しなければならなくなった。これは会社の方針であった。
「よお、そこのカワイ子ちゃん！
俺と一緒にあそばなーい？」
カフェで一人お茶してたAに話しかけてきたのは
「はい？って…なんだ吉野さんか」
吉野裕行さんであった。
「なんだじゃねえよ！お困りのようだから
声かけたのになぁ〜」
「お困り？」
「聞いたよ置鮎さんと小野坂さんから。
お前鈴木との交際を内緒にしてたらしいじゃん」
「うん、そうなの。そしたらバレた」
「バカだねぇーそういうのはきちんと報告しとけよ
別れた後だからいいけど、ラブラブ中だったら
無理矢理引き裂かれてたかもしれねえよ？」
「…うん、そうだよね」
「そこで！！」
「わ…うるさいよ、ここ店の中よ」
悪いと言いながら、吉野は向かいに座り
なにか書類とボールペンをAに渡した
「これ」
「ん？なにこれ」
「お前をシグマ･セブンに勧誘したいと思う！
行くとこねえならシグマに来いよ！中村もいるし、
奈々ちゃんもいるからな」
書類はシグマ･セブンの契約書であった。吉野さんが社長に直談判し、快くOKしてくれた社長は吉野さんに契約書を預けたのだ。
「え…ほんとに？いいの？」
「もちろん！七井の活躍は社長もよく知ってる。
ここは恋愛も自由だから、
わざわざ報告する必要もない」
「ありがとう…吉野さん…っ」
「いいよ。友達だろ？
俺もお前の事は尊敬してるしな」
Aはさっそく契約書に名前を書いた。
事務所所属オーディションは受けずに所属できる。
「よし、これでいい！あ、ちなみにイベントとかで
自分の名前言うじゃん？」
「うん」
「その時はシグマセブンの七井Aです！
って言うんだぞ。これはシグマの決まりね」
「え、そうなの？決まりなの？」
「いやウソ。笑
でも俺はいつもそう言ってるんだよー」
「そういえばそうね。じゃあマネする！」
「おう！」
Aは本日、12月1日付けでシグマ･セブン所属となったのだった。後日中村と奈々も喜んだ。
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りさち(プロフ) - はじめまして！私も良平さんファンなので、読んでてニヤニヤしちゃいました！あと勝手ながらボードの方にもメッセージ送るで、読んでくれたら嬉しいです。 (2019年8月9日 14時) (
レス) id: 41b914f6ac (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - 雨さん» はじめまして！良平さんとてもカッコイイし、良い声してるし、演技も上手ですよね(*^^)こちらこそコメントありがとうございます！ (2019年8月7日 17時) (レス) id: 3b75873965 (このIDを非表示/違反報告)
雨 - 初めまして！良平さんファンなので、とても嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年8月7日 17時) (レス) id: ea14547cbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：touko. | 作成日時：2019年8月5日 21時
